第三話 見えない駆引き
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ィング
・プレイヤー一覧 久遠 飛鳥
春日部 耀
ジン=ラッセル
・クリア条件 ホストの本拠内に潜むフォレス・ガロ≠フリーダーの討伐
・クリア方法 ホスト側が指定した特定の武具でのみ討伐可能。指定武具以外は契約≠ノよって
フォレス・ガロ<梶[ダーを傷つける事は不可能。
・敗北条件 降参か、プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合
・指定武具 ゲームテケトリーにて配置
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、ノーネーム≠ヘギフトゲームに参加します。
フォレス・ガロ∴』
「ガルドの身をクリア条件に・・・・・・指定武具で打倒!?」
「こ、これはまずいです!」
ジンと黒ウサギが悲鳴のような声をあげる。一体何がまずいのだろうか、飛鳥は心配そうに問う。
「このゲームはそんなに危険なの?」
「いえ、ゲームそのものは単純です。問題はこのルールです。このルールでは飛鳥さんのギフトで彼を操る事も、耀さんのギフトで傷つける事も出来ない事になります・・・・・・!」
「・・・・・・どういうこと?」
「恩恵≠ナはなく契約≠ノよってその身を守っているのです。これでは神格でも手が出せません! 彼は自分の命をクリア条件に組み込むことで、御二人の力を克服したのです!」
「すいません、僕の落ち度でした。初めに契約書類≠作った時にルールもその場で決めておけばよかったのに・・・・・・!」
ルールを決めるのが主催者≠ナある以上、白紙ののまま相手にその全てを委ねるのは自殺行為にも等しい。ギフトゲームに参加した事がないジンは、ルールが白紙のギフトゲームに参加するのが如何に愚かな事か分かっていなかったのだ。
「敵は命がけで五分に持ち込んだってことか。観客にしてみれば面白くていいけどな」
「気軽に言ってくれるわね・・・・・・条件はかなり厳しいわよ。指定武具が何も書かれていないし、このまま戦えば厳しいかもしれない」
「だ、大丈夫ですよ! 契約書類≠ノは『指定』武具としっかりと書いてあります! つまり最低でも何らかのヒントがなければなりません。もしヒントが提示されなければ、ルール違反でフォレス・ガロ≠フ敗北は決定! この黒ウサギがいる限り、反則はさせませんとも!」
「・・・・・・えぇ、そうね。むしろあの外道のプライドを粉砕するためには、コレぐらいの反でが必要かもしれないわ」
愛嬌たっぷりに励ます黒ウサギと、やる気を見せる様。飛鳥も二人の檄で奮起する。こちらが売った喧嘩で買われた喧嘩である以上、勝機があるならあきらめてはいけない」
「
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