第四章 空白期編
第八十七話 『夜の一族の告白、すずかの決意』
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。誇っていいわ」
「うん! どれもこれもシホちゃんのおかげなんだよ。シホちゃん、私…シホちゃんの事、大好きだよ!」
「えっ…!?」
すずかの真っ正面からの直球な告白にシホは思わず顔を赤くしてうろたえだす。
「えっと、すずか。それってlikeの好き…?」
「ううん…loveの方の好きだよ。シホちゃん、私…シホちゃんの事が…」
「す、すずか…」
いい雰囲気になりそうだったがそこは問屋が卸さないと言わんばかりに、
「すずか! この雰囲気で告白はずるいです! 卑怯です! 反則です!!」
「だって負けたくないもん…!」
「開き直られた!?」
フィアットは思わず絶句する。まさかここまですずかが大胆になるなんて、と。
とうのシホもすずかの気持ちにどう答えていいのか分からず顔を赤くして口籠もってしまっていた。
外野と化していたなのは達はシホの反応を見て、これですずかちゃんにも脈ありか?と色々な期待の眼差しを送っていた。
話が済んだと判断したライダー達もお菓子や飲み物を運んできてライダーはすずかに、
「やりましたね、スズカ。シホの心が揺れ動きましたよ」
「うん! 私やったよ、ライダー!」
「すずかお嬢様、成長なされましたねぇ…」
ファリンはすずかの成長に涙を流していた。
それからお茶会が開かれて終始すずかはすっきりした顔つきだった。
それとは逆にシホは顔を赤くして無言だった。
なのは達はシホの反応を見て初々しいなぁ…と何度も思っていた。
それでフィアットは嫉妬をしまくっていた。
それから全員はすずかと盟友となる事を誓い、誰にも夜の一族の事は公言しない事を約束した。
そしてすずかは今回の話とは別で決断したらしく時空管理局に所属する決意を固めたという。
目指すはシホの補佐役だという事である。
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