第四章 空白期編
第八十七話 『夜の一族の告白、すずかの決意』
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をもらったの。だからちゃんと話そうと思うの!」
「…そ。まぁ頑張りなさい。私と恭也は応援してるから」
「うん。ありがとう、お姉ちゃん!」
「話はそれだけ。それじゃ頑張ってね」
忍はそう言って部屋を出ていった。
「ついにナノハ達に話すのですね、スズカ」
「うん、ライダー。シホちゃんも協力してくれるって言ってくれてるから私、頑張るね!」
「シホが協力してくれるなら心強いですね」
「うん!」
それですずかはライダーの手を握って、
「でも、やっぱり不安なの。なのはちゃんやアリサちゃん、フェイトちゃんにアリシアちゃん、はやてちゃんにユーノ君、フィアットちゃん…私の大事なお友達にもしかしたら拒絶されたらどうしようと…思うことがある」
「………」
ライダーは無言ですずかの言い分を聞く。
「でも、恐れていちゃダメなんだ。一歩を踏み出す勇気を出さなきゃいけないんだ! だから…見守っていてね? ライダー…」
「はい。見守っています、スズカ。頑張ってください」
「うん!」
すずかは笑みを浮かべてこれから来るであろう大事なお友達を想う。
きっと、大丈夫だって…。
◆◇―――――――――◇◆
…そして月村邸の門の前にシホを筆頭になのは、アリサ、フェイト、アリシア、はやて、ユーノ、フィアットの八人がやってきた。
この中で男の子はユーノだけだから少しいずらそうにしているがなんとか耐えている。
シホが呼び鈴を鳴らす。
『どちら様でしょうか…?』
毎度お馴染み電子音の声が聞こえてくる。
「すずかの友達のシホ・E・S・高町です。そして他七名もすずかの友達です」
『声紋分析………確認がとれました。どうぞお入りください』
そして門が開き全員は中へと通された。
「…いつも思うけどすずかの家ってかなりの豪邸だよね。サーヴァント達が戦えるくらいの敷地はあるし」
「そうね、ユーノ。でもいいじゃない? そんな事は関係なくすずかは私達の大事な友達よ」
「うん!」
「そうね」
「そうだね」
「うんうん」
「そやね」
「そうですね」
「まぁね…」
上からなのは、アリサ、フェイト、アリシア、はやて、フィアット、ユーノの順に答える。
「それとみんな、一つ聞いて…」
シホが真剣な表情になりみんなに声をかける。
シホが真剣に声をかけるということはそれだけ大事な話なのだろうと今までの経験で全員は身構える。
「そんなにきっちりと身構えなくてもいいんだけど…」
「あはは…どうしてもシホちゃんの言葉は身構えちゃうよ」
『うんうん』
「…まぁ、いいわ。それでだけどこれからすずかはみんなにとっても大事な話があるから。だから話を聞いても今までと態度は変えないでありのままに
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