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魔法少女リリカルなのは〜無駄己ドララオラオラァ転生者!!!〜
第8話 入学式後編と目標
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」
そして俺と優は、その場を後にし教室に戻った。
俺と優はクラスに戻ろうと思ったが、なぜか教室前がやけに騒がしい。
ザワザワ ザワザワ
ザワザワ ザワザワ
「おい、何かあったのか?」
俺は教室の扉の前にいたジョジョと亮に尋ねて見た。
「あぁ…来たのかディオ。俺達が来た時にはもう騒がしいかったから俺も直接の原因は分からねぇが、どうやら喧嘩らしいぜ。」
「喧嘩だぁ?入学式の日にか?一体何をしたら喧嘩に繋がるんだ?」
入学式の日に喧嘩とか何をどうしたら喧嘩に繋がるんだよ…まあ、小学生の喧嘩だから大した理由じゃないと思うが…
「まぁ見れば分かるんじゃねぇか?」
それもそうだな…。
俺はジョジョの隣に行き、周りにいる野次馬と一緒に見てみた。
だが、俺の目にはとても小学1年がしている喧嘩とは思えない光景が広がっていた。
『貸しなさいよ!』
『嫌っ!』
どうやら騒ぎ起こしてるのは『アリサ・バニングス』さんと『月村 すずか』さんの二人らしい。
現状を見ると、バニングスさんが月村さんのカチューシェを取ろうとしている。
バニングスさんが髪の毛を引っ張りながら月村さんが逃げないようにして、カチューシェを奪おうとしている。月村さんは髪の毛を引っ張られて若干涙目になりながら
頭のカチューシェを押さえている。
「おぉふ…あれは痛い…。」
亮の言うとおり。たしかにあれは痛い…。髪の毛を引っ張るという事は頭皮そのものを引っ張るということ。例えそれが大人だろうと痛いのは変わらない。
『別にいいじゃない!それを早く貸しなさいよ!』
『嫌っ!』
「お、おい…。そろそろ止めないとヤバくないか…。」
ジョジョの言うとおり。そろそろ止めないと月村さんも本当に泣いてしまいそうだ。
俺達がそう思っている中、一人の女の子が出て来て二人の所へ静かに歩いて行った。
その女の子は二人の間に入りこんだ後、バニングスさんの方を向いた。
「何してんだ?あの女の子?」
亮はまだ精神年齢が子供だから分からないようだが、俺とジョジョ、優も代々分かっている。
周りの野次馬達も「何してるの?あの子?」や「目立ちたがりやか?」など色々聞こえてくる。
その女の子はバニングスさんの方を向いた後、手を挙げ、そして…。
「おい…!まさかあいつ!」
「まじかよ…。あんな事をしたら悪化するだけだぞ。」
上からジョジョ、優の順に言った。どうやらやっと次に何をやるか理解したらしい。無論俺はとっくに理解している。伊達カーズ様の2倍の知能を貰ったわけではない。
そして、その女の子は挙げた手をバニングスさんの頬に、
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