暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0189話
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。アクセルさんもお気を付けて」

 キラからの通信を切り、グゥルを再度煙幕から出して敵へと向かう。それを見つけたデュエルが追加装甲のアサルトシュラウドに装備されているレールガン、そしてミサイルを同時に放ちながらもビームサーベルを構えて俺へと突っ込んで来た。

「加速」

 精神コマンドの加速を使用し、グゥルの速度を上げる事によりミサイルとレールガンを回避。デュエルが振り下ろしてきたビームサーベルの一撃はトリケロスで防御する。

「ブリッツ! 今日こそ貴様を倒す!」

 接触回線によりデュエルのパイロットであるイザークの声が聞こえてくる。

「ふん、毎回毎回懲りない奴だな」
「何を、貴様!」

 ビームサーベルを受け止めていたトリケロスの角度をずらす事でビームサーベルを受け流し、そのままグゥルをコントロールしてデュエルの真下へと潜りこみ、通り抜けざまにランサーダートを1本発射。デュエルの乗っているグゥルへと突き刺さり内部から爆散する。
 グゥルの爆発そのものはデュエルのPS装甲でノーダメージだったが、足場を無くしてはどうしようもない。
 バーニアを全開にして海へと落ちる速度を殺しながらもこちらへと向かってビームライフルを乱射してくるデュエルだったが、それには構わずに次に迫ってきたバスターとディンへと視線を向け……煙幕の中へと再度後退。
 それを追ってこようとした2機だったが、煙幕から姿を現したアークエンジェルからゴットフリートが放たれ追撃を断念させる。

「ちょっと時間が足りなかったな」

 俺の予想ではもう少し煙幕の中からの攻撃が出来る筈だったのだが……

「アクセルさん、僕も出ます!」

 そう言って飛び出してきたのは、エールストライカーパックを装備したストライクの姿だった。

「イージスは僕に任せて、アクセルさんとフラガ少佐は残りを!」
「了解した。気をつけろよ坊主」
「……しょうがない。俺がバスターを、ムウはディンを」
「あいよ」

 それぞれがそれぞれの相手へと攻撃を開始した。
 俺はバスターからの攻撃をグゥルで右に、左にと回避しつつもブリッジへと通信をいれる。

「ブリッジ、キラとムウの援護を優先してくれ。俺の援護は最悪無くても構わない」
「了解した」

 以前にも同じ事を頼んだ事があったからだろう。通信画面に出たナタルはすぐに了承する。

「よし、じゃあ俺と遊ぼうかバスター」

 近づくブリッツに、バスターの両肩から大量のミサイルが発射される。牽制のつもりか、あるいは戦闘開始時に俺が行ったグゥルからのミサイル一斉発射の意趣返しか。
 ともかく放たれた12発のミサイルはこちらに向かって近づいてくる。そのミサイルをグゥルで右に左にと揺れながら回避し、どうしても躱し
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