第三話
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っと、話が飛躍しているよ!」
暴走気味のリーラさん。これがセレンの言っていた思い込みが激しいというやつか?
ハッと正気に戻ったリーラは顔を赤らめると接近していた顔を元に戻した。上手く動揺を隠せているところは流石というべきか。
「……失礼いたしました。ですが、わたくしたちメイドは式森様に心からお仕えさせて頂きたく思います。このことだけは心に留めて下さい」
「う、うん。わかった」
ニコッと微笑むリーラ。その優しい眼差しに魅入られる。わずかに動悸が高鳴るのを感じた。
「では、わたくしはこれで失礼いたします。明日は主人から大切なお話がございますので、朝食は必ずお取りになるようお願いします」
「ん、了解」
「それでは、おやすみなさいませ」
最後に頭を下げたリーラは静かに退室していった。
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