暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0187話
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品や機構があるせいか、何となく操作性が軽くなっている感じがする。軽すぎて微妙な調整がしにくいと言うか……まぁ、この辺は俺がブリッツに慣れてるせいもあるし、パイロットの好みだろう。
 バックパックからビームサーベルを引き抜き、一閃。振り下ろし、振り上げる。

「まあこんなものだろうな」

 M1アストレイの操作性に納得し、機体から降りてエリカ達の下へと向かう。

「どうでした?」
「そうだな……ブリッツに慣れているせいか、どうにも操作性が軽いように感じたな」
「操作性が軽い、ですか? それは何か拙い事でも?」
「いや、その辺はパイロットの好みだな。ただ単純に俺はブリッツの操縦に慣れているからそう感じただけだ。最初からM1アストレイに乗るオーブのパイロットにしてみれば余り気にする事はないと思う。だろう?」

 興味深そうに俺とエリカの話を聞いていたアサギへと聞く。
 突然話を振られたアサギは数秒あたふたとしながらも、すぐに口を開いた。

「そうですね。私はアクセルさんの言うように最初からM1アストレイしか乗った事がないので、操作性が軽いと言われても特に違和感はありませんでしたね」
「……なるほど」

 アサギの言葉に頷くエリカ。そんな様子を見ながら、少し気になっていた事を尋ねてみる。

「グゥルに関してはどうなった?」

 水中用MSについてはベースとなるM1アストレイが完成してからという流れになっていたし、シーリオンの事もある。実際に動き出すにはまだ少し時間が必要だろう。だがグゥルに関しては飛行用のSFSとして設計すればいいだけなの、でベースとなる機体云々というのは関係ない。
 そして、この島国での防衛戦となる可能性を考えると地上用MSを飛ばす事の出来るグゥルというのはかなり有用な筈だ。

「ええ、そちらに関しては現在アクセルさんが鹵獲した機体をアークエンジェルから貸して貰って分析している所よ。私の担当ではないから詳しい事までは知らないけど、量産するのもそう難しい話じゃないらしいわ。と言うか、既に量産に取りかかっているらしいわね」
「早いな」
「オーブ脅威の技術力……ってね」
「あの、エリカさん」

 そんな俺達の会話にマユラがそう声をかけて割り込んでくる。

「どうしたの?」
「そんなに簡単に空を飛ぶ事が出来るのなら、連合もそのグゥルとかいうのを造るんじゃないですか?」
「マユラの言いたい事も分かるけど、連合軍にとってMSというのはあくまでも地上戦闘用の兵器なのよ。……宇宙用でもあるけど。制空権に関してはMAに任せておけばいいというスタンスね。あるいは極少数なら似たような機体を造るかもしれないけど、あくまでもデータ収集用にとどめて、量産はしないと思うわ。グゥルを造れるだけの余裕があるのならM
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