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俺屍からネギま
宴会
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ふざけるな!!」

「後ろにいる仲間と逃げたり、目の前の鬼から逃げる何て真似出来る訳がねー!俺は御陵だ!!」

「なっ!?…お前と言う奴は」

「我が一族は先祖代々、常に最前線で奴等(鬼・妖)と戦ってきたんだ!子孫である俺が鬼に背を向けて逃げる様な事、恥ずかしくてあの世の先祖達に顔向け出来ねーだろうが!!……俺がただのガキなら逃げても良いだろう、だが俺は御陵として産まれた…なれば俺は御陵としての本分を尽す、妖から逃げずに戦い、仲間を守り、京を…日の本を守る…それが御陵だろうが?」

「……だが、だがな良いのか?お前が望むなら別の道も用意出来るんだぞ?」

「ありがとな、親父。だけどな俺は御陵として生きるって決めてんだ…だから信じてくれ。」

「…………。」

「まあまあ、哲心はんもうええやろ?陣くんの覚悟はとうに分かっとった事やろ?……ふふ、他の幹部らも陣くんの覇気に当てられたって感じやな…。」


「はい、…分かっていましたがまさかこれほどとは、露にも思いませんでした。鶴子嬢も陣くんに負けないものを持っていますな。」
蔵之介は陣の覇気に当てられて言葉を失っていた幹部連に代わり木乃実に余裕を持って答え、更には鶴子の実力の片鱗を見抜いていた。

「ほんまやな…しかしコレなら大丈夫やろ、蔵之介はん、哲心はん、冬凰はん…ええな?」


「宜しいかと思います。」

「全て木乃実様の御判断に従います。」

「しかし娘の顔に傷など出来てしまったら…「ええな?」……木乃実様に従います。」

「はあぁぁーー。」
蔵之介や哲心が木乃実に従う判断を下し、冬凰だけは親バカ振りを持って鶴子を案じていたが木乃実の迫力に根負けしてしまったその様子を見て皆が一様に溜息を吐いた。


「ならば陣くん、鶴子ちゃん二人に大事なお話しがあります…よく聞いて下さい。
貴方達は今日三匹の鬼を倒しました。その鬼達は決して弱くは有りません…。
あの中には中級や上級といった格を持った鬼がいてな、普段の討伐でもあんまり出ん奴らでな…普通の術師何かでもけっこう手こずるんよ。
それでも二人は倒す事が出来たんや…二人の力は充分実戦に出れるものを持っているんよ……だからな、二人にも現場に出て欲しいんや…無論強制はせんよ、危ない事やから二人の意志を優先したいんや。……実際問題二人の事は直ぐ関東に知られるやろうし、二人の立場を明確にしたいんや…戦うにしろ戦わないにしろ、関東から話があってからじゃ話の主導が取られちゃうからな…二人には悪いんやけど、今決めて欲しいんや………どやろか?」


「あの木乃実様…実は、一番強かった鬼は陣はん一人で倒したんよ。そんなウチが戦力になるやろーか?」

「そんなん気にせんでええよ…鶴子ちゃんだって陣くんと一
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