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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
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わかります。ですが我が主。その場合、はやてさんの身の安全が保証できません」
これにはやてとザフィーラ、シャマルは絶句し、シグナムは驚きを口にし、ヴィータが食いついた。
「む……?」
「え……?」
「何、だと……」
「どういうことだよ、おい!」
これに対して答えたのは竜二だった。
「……なるほど、闇の書と守護騎士たちの維持コスト、やな?」
「流石我が主、その通りです。守護騎士たちはともかく、闇の書は蒐集行為を行うことで機能するロストロギア。もし蒐集行為をしなければ、いつはやてさんが魔力不足によって倒れてもおかしくはないのです。もしかするとそれ以上のことが起きるかも……」
「なるほどな……できるだけ急ぐ必要あり、か」
とりあえず、と前置きを入れ竜二が話をまとめる。
「まず当面の目標は、闇の書を完成させるための魔力蒐集。これについて、管理局の追跡を避けるためと、はやての意思を尊重し、対人戦闘はなし。いいな?」
「異論はないな」
「ああ」
「ええ」
「問題無い」
「よし。次にローテーションだな。いくらはやてのためとはいえ、それではやてを一人ぼっちにするのは本末転倒だ」
「いや、私は大丈夫やから……」
「黙らっしゃい。9年間も寂しい思いしてきてせっかく家族になったのに、それやったら意味あらへんやろ」
「ううっ……」
これははやてのためなのだ、と竜二は自分に言い聞かせる。
「とりあえず、俺とアスカはできるだけ常駐するようにする。俺らの出番は最後の最後やからな」
「そうですね」
「せやから、後のみんなのローテーションはそっちで決めてくれ。そこまで俺は干渉せん」
「わかった」
守護騎士たち全員が頷いた。
「とりあえず今すぐ確認せなあかんのはそこくらいやな。ほな、朝飯にしよか」
「そういえば、起きてからずっとこの話をしてたんですよね……」
「ほなご飯できてるから、後はお皿の用意とかお願いなー?」
「了解です」
「にしても腹減ったー……」
一気に所帯じみた会話になったが、切り替えが早いのはいいことだ、ということにしておこう。
守護騎士たちと竜二たちが目的に向けての協働を約束して数日後、竜二はアスカとザフィーラを連れて、林の中にあるちょっとした広場へとやってきた。遊具がところどころにあるところを見ると、ここは公園なのだろう。週末ならば家族連れで賑わうのであろうこの場所も、平日の昼間とあれば閑散としている。
「さて、訓練とは言え、何をすればいい?」
「とりあえず、俺と組手をやってもらいたいんだわ。ケンカはそれなりにはこなしてきたけど、それはチンピラ相手でしかない。せやから、本物の戦士相手に自分がどんだけやれるか確かめたい」
「わかった。付き合
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