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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第二話
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翌朝7時。完全にのびていた竜二が自室で目を覚ます。
「ん?ここは……なんで……」
『おはようございます、我が主』
「あ、アスカか……」
声に出してしまったのを慌ててごまかそうとしたのか、布団に潜ると念話に切り替える。
『お前が運んでくれたんか……すまんな』
『いえ。しかし昨日はお疲れでしたね』
『あーまぁな……しかし、わかっちゃいたけど俺の負け、かぁ……』
竜二はため息をついた。
『あ、そうそう。今日ははやてさんたちに私のことも紹介お願いしますね?』
『ああまぁ……せなあかんかなぁとは思ってたけど、今日かいな?』
『早いほうがいいでしょう?』
『そら……な。ほな、とりあえず実体化しといて。そろそろ俺も起きるし』
『了解しました』
そして、竜二がベッドから身を起こそうとベッドに手を着くと、何か柔らかく温かいものに触れる。
「ん?」
そこにあったのは、黒いTシャツ姿のアスカ……の、豊満な胸だった。
「……おい」
「あら、朝から大胆ですね、我が主♪」
「……こんの、ドアホ!」
「キャン!?」
竜二はアスカに強烈な拳骨を叩き込んだ。
「うう、ちょっとしたお茶目じゃないですかぁ……」
「うっさいわ。実体化しといてとは言ったけどお前あれはないわ」
少し涙目のアスカに竜二がツッコミを入れつつも、二人でリビングに降りていく。
すると既にはやてが起きだしており、台所にいた。朝食の準備をしているのだろう。
「あ、おはよう兄ちゃん。って、あれ?隣の女の人は……」
「おお、おはようさん。後で説明する。とりあえずシャワー浴びてくる」
「あ、なら私が背中を……」
「いらん。先に自己紹介してこい」
「ぶぅ〜……」
いつの間にか着替えを抱えていた竜二が風呂場に向かうと、アスカが不満そうに膨れるが、それはほんの一瞬。すぐに穏やかな笑みを浮かべてはやての方を向いた。はやてはどうやらこの状況を飲み込めず、きょとんとしているように見える。
「……まぁ、それは道理ですわね。改めまして、お初にお目にかかります。闇の書の主。私は八神竜二のパートナーであり、また「星天の書」の管制プログラムであるアスカと申します」
「星天の書……?闇の書と何か関係があるんですか……?」
「ええ。まぁ詳しくは、他の騎士たちが揃ってから始めましょうか」
「は、はぁ……あ、私は八神はやて言います」
「ええ、昨日聞かせていただきましたわ。まずは、そのお手伝いから致しましょうか」
そういってはやての隣にならぶアスカ。
「あ、じゃあ……」
使えるものは親でも使えという言葉がある。すぐに頭を切り替えて、アスカに指示を飛ばすはやてだった。
「おは
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