第7話
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やぁ、みんなお待ちかねの最強系イケメンオリ主こと『御神 龍成』だ。 みんな気がついていると思うけど俺は転生者さ。ファサァ
前世の俺はキモデブヲタクと呼ばれる人種だった。 毎日家に引き籠もり、漫画、アニメ、ゲームの世界に没頭する日々。 ま、キモデブヲタクだったあの頃は別にどうでもいいんだ。
そんなある日、朝おきたら真っ白な空間にいた。 テンプレだ。 絶対これは転生テンプレだと思ったね。 言っておくが、俺は各種二次創作小説(全年齢〜18禁)まで全て読破していると自負している。
明らかにテンプレのその光景を見ていたら、やっぱりテンプレの神様が現れた。
「お主には転生してもらう」
テンプレ、キタ――――!!。 と思ってしまったのは仕方無いだろう?
「よし! じゃぁ色々転生特典をつけろ!! お前らが間違って殺したんだから問題無いだろう?」
くっくっく、最強系イケメンオリ主になってやるぜ!!!
「は? 何を言うとるんじゃ、お主は高血圧による心不全で死んだんじゃ。 自業自得というやつよ」
「なに!? 心不全も神の手違いってやつだろう? つべこべ言わずに転生特典を寄こせ!!!」
間違いを認めねぇ神だな。 テンプレ神のくせに誤りもしねえのか?
「はぁ、……なんじゃこの糞は。ボソ」
なにボソッと行ってやがる。 さっさと俺を最強系イケメンオリ主にしやがれ!!!
神のじいさんの言うことには、俺の魂は一定の周期で来る、前世の記憶を引き継いだ輪廻転生の周期に当てはまったのだとか。 そんなもん知るか!! 言い訳しやがって!!!
「それで、転生先と転生後の付与能力はどうするんじゃ?」
これは神界テンプレらしく、死んだ魂には必ず聞いているのだとか。 そのあと、魂が浄化されてしまうので、付与能力などについては自分でも覚えていないことだ。 そこで選んだ転生特典により、運動神経のいいやつだったり、頭が極端にいいやつだったりになるらしい。
と、そんなどうでもいい情報はポイだポイ!!
「転生先はISの世界!!! 付与能力はどれぐらいつけれる?」
「とりあえず言うてみぃ。 叶えられるかどうかは願い次第じゃ」
くッ、能力限定型のテンプレか!!! しかし、数々の作品を読みあさった俺を舐めるなよ!!! こういうのはとりあえず言っとけばそれなりのもんが最低でもつくんだ!!
「なら、銀髪オッドアイのイケメンに。 あと、当然ISに乗れるようにしてもらい、千冬並のIS操縦技能と専用機。 ニコぽ、なでポの能力。 歴代英雄たちの戦いの勘と歴代英雄たちの格闘技能。 金に不自由しない暮らし。 それと、転生先は主人公たちの近く。 で、どうだ!?」
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