暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜天才は天災を呼ぶ〜
第7話
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らしい。 原作にはいなかった筈だが……。 そうか、描写しきれていなかったとかそんな所だろう。 ふふ、すぐに俺の魅力でメロメロにしてやるがな。 こんな美少女、『唐変木・オブ・唐変木ズ』の一夏にはもったいないぜ!!!

「なぁ君。 名前はなんていうんだい? あ、俺は『御神 龍成』。 一夏とは仲がいいのかな? 箒とも仲が良さそうだったけど」ニコッ
「おぉ、いきなり声をかけられたよ……。 ……あれだけ無視されたのに剣道場まで当然のようについてくるって何? 馬鹿なの? 死ぬの? すごくウザイんだけど……。 ボソ
 私は『友永 風音』だよ。 友永って呼んでね。 あ、さんもちゃんと付けること」
「ふ、わかったよ『かざn「友永さんね」……。 『かざn「友永さんだって」……。 ふぅ、仕方ないな。 『友永さん』。 ……別に恥ずかしがらなくてもいいのに」
「恥ずかしがってないよ。 名前を呼ばれたくないだけ」

 本当に恥ずかしがって……。 かわいいやつだなぁ。

「なんかムカつく空気を感じたんだけど……」イラッ

 ふふ、ツンデレってやつだな。 攻略のしがいがあるぜ。

 そんなツンデレな風音は、律儀に俺の問に答えてくれる。 かわいいやつだ。

「えぇっと、それで、一夏たちと仲がいいのかって? そうだね、今日一緒に朝食を取るぐらいには仲がいいよ。 あ、始まるみたい」

 まるで逃げるかのように目を逸らす風音。 ふふ、恥ずかしがってるんだな。

 そんなの気にしなくてもいいのに。 それにしても風音はいい女だなぁ。 美人だし、顔もちっちゃいし、何より体型が素晴らしい。 胸が大きく張り出している。 制服を押し上げるその双子山は素晴らしいな。 真耶ともまた違う素晴らしさだ。 それでいてバランスが崩れていないボディライン。 今現在はまだ、ちょっとツンツンした態度だが、それもいいな。 まぁ、風音も結局俺のハーレム入になるだろう。 その時にどんな甘え方をしてくれるのか、実に楽しみだぜ。

「そこまで!!!」

 お、勝負が終わったみたいだ。 次は俺の実力を見せてやるぜ。






 一夏と打ち合ってわかったことがある。 一夏、ちゃんと剣道を続けていたみたいだ。

 これでも私は全国で一位になっている。 それなりの心得はあると自負しているが、その私とまともに打ち合える一夏は相当な実力者だろう。 人のことを相当な実力者だろうとか分析しているのは、自分で自分が強いと言っているようで嫌だが、全国一位なのだしな。 行き過ぎた謙遜はイヤミになるだろう。
 一夏に労いの言葉でもかけてやろうかと思ったとき、そいつはやってきた。

「おいおい、情けねぇな一夏。 いくら中学三年間が忙しかったからといって、こんなに簡単に負けちまってよ」

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