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銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第二百五十六話 寝返り
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ク伯アルフレッドか……。だとすればラートブルフ男爵達から報せがあるはずだ。その線からルビンスキーに辿り着きルビンスキーを排除する、場合によってはラートブルフ男爵にも死んでもらうことになるかもしれないな……。

キスリング、アンスバッハ、フェルナー達の仕事だな。最悪の場合、奴を受け入れる事も考えるべきだろう。補佐官を一人に限定する事は無い、もう一人入れよう。ルパート・ケッセルリンク、親子で仲良く仕事をしてくれるだろう。足を引っ張り合ってドジを踏んだら両方処分する、それで終わりだ。

リヒテンラーデ侯、エーレンベルク、シュタインホフにも話しておく必要が有るだろう、騒動が起きれば直ぐに軍をフェザーン、イゼルローンに送る必要が生じるかもしれない。この世界でのラグナロックの発動か、もうすぐ宇宙から戦争を無くせる時が来るようだ……。




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