第9話
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それが終わり、部室へ向かっている途中、旧校舎からグレイフィアの気配を感じた。それから感じた事の無い気配が、16か。その内2つが上級悪魔っぽいレベルの魔力を放っている。誰だ?
あっ、一人がイッセーに飛びかかって返り討ちになった。一気に部室から殺気が立ちこめて、それ以上の殺気に沈静化する。最後の殺気はグレイフィアの物ですね。ここは私も殺気を出して対抗しましょう。
面白い位に部室が静かになりましたね。大半の者が気絶したんでしょう。イッセーは小宇宙を高めて戦闘態勢を取っているようですね。このまま行くと面倒なのでしばらく様子見ですね。殺気を消して様子を窺っていると私の携帯に着信が入ります。イッセーからのようですね。
「どうかしましたかイッセー」
『双葉、今召還しても大丈夫か』
慌てた様子で私に確認してきています。いえいえ、私の殺気だと気付いて下さいよ。一度身に受けているでしょう。
「何かあったのですか?」
『今、もの凄い殺気が旧校舎に。こっちにいる全員が束になっても勝てそうにない』
「それはそうだ。私の全力の殺気ですから」
携帯の向こうでイッセーが力を抜く気配が感じ取れます。
『……何やってるんだよ』
「部室で殺気が立ちこめてたからマーキングでもしようかと思ってな」
『とりあえずは何ともないんだな』
「ああ、今日の所は顔を出さない方が良さそうだな。私は聖域に帰るから何かあれば明日の朝に連絡を入れる様に」
『了解』
携帯を切ってアナザー・ディメンションで聖域に跳ぶ。最近、自宅に居る時間より聖域に籠っている時間の方が長い気がするのは気のせいか?
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