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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
I〜新しい生活
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でねでね、色んな所に連れてって、一緒に遊んで……お勉強も教えてあげるの!」


ヴィヴィオのその言葉を聞いて、なのはは驚いている。
予想と全く違う答えだったのだから当然と言えば当然だが。


「そうか。ヴィヴィオはきっといいお姉ちゃんになるな。ありがとう。おやすみ」
「おやすみなさ〜い」


そのままヴィヴィオは二階へあがっていく。
それを見送るとなのはの方を向く。


「どうだ?私の言ったとおりだったろう?」
「どうして……?」
「簡単だよ。あの子は君のように思いやりのある子だからな。ああ言ってくれることくらいはわかる」
「そっか………ヴィヴィオ………」


そこまで言うとなのはは、


「じゃあ……いいかな?」
「は?」
「そろそろ……あの日だから…ね?」


マジですか。
てかここでそれを言うか普通。


「ヴィヴィオも待ってるし、なるべく早く欲しいな」
「………念のために聞こう。なのは、明日仕事は?」
「今ヴィータちゃんに変わってもらったよ♪」


そう言ってモニターを見せてくる。


「士郎……赤飯の差し入れは、任せろ」


それだけ言って通信を切るヴィータ。
拒否権とかは無いようだ。


「………寝室に行こうか」
「うん。今夜は寝かせてもらえないのかな?」
「そんなにするのか……」
「嫌?」


なのはが少し女狸に毒されていないか心配になった日であった。
………この数か月後になのはの妊娠が発覚することになる。
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