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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
I〜新しい生活
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日はデスクワークだけですから私がやります。フェイトさんはシャマル先生に診てもらってください」
「でも……」
「もう連絡入れちゃいましたから」
「シャーリー……ごめんね」
「これくらい副官の務めですよ」


シャーリーと先生の強い勧めでシャマルが来るまで医務室で休ませてもらうことになった。




side シャマル


シャーリーから連絡を受けて、フェイトちゃんの元へと向かう。
幸い本局内に居たために20分程で着くことが出来た。


「お待たせ」
「ごめんね。シャマルだって忙しいのに……」
「平気よ。フェイトちゃんに何かあったらランスさんも任務に身が入らないでしょうから」


とりあえず症状を聞いてみる。
全てを聞いて思い当たったものは1つだけだった。
診断を行うと、やはり私の考えが一番可能性が高い事が分かった。


「ねえ、フェイトちゃん。生理来てる?」
「え!?いきなり何を……」
「来てないのね?」
「そう言えば……来てない、かも」


決まりね。何もかもが当てはまってるわ。
なのはちゃん、先越されちゃったわね。


「おめでとう!」
「え?」
「フェイトちゃん、出来たのよ」
「出来たって、なにが?」
「子供」
「…………え?」
「妊娠したのよ。おめでたよ」
「ええええええええー!?」


ものすごい叫びが部屋中に響いた。





side なのは


[通信が来ていますよ、マスター]
「あ、ほんとだ。ありがとう、レイジングハート」


通信の相手はフェイトちゃんだった。
六課が解散してから1ヶ月しかたっていないのに、どうしたんだろうか?
ひとまず繋いでみる。
すると、顔が緩みまくったフェイトちゃんが画面越しにいた。


「ど、どうしたのフェイトちゃん」
「えへへ…なのは。聞いて聞いて」
「う、うん……」


正直に言えばこんなテンションの高いフェイトちゃんは見たことがない。
はっきり言えば怖いくらいだ。
一体何があったんだろうか?


「私ね、親になるんだ」
「へ、へぇ……(また新しく子供保護したのかな?)」
「どうしよう……ランスになんて報告しようかな?」
「新しい子供保護したよ、でいいんじゃない?」


そう答えた私に対してのフェイトちゃんの返答は私を驚愕させるものだった。


「違うよ!私の子供!正真正銘血の繋がりのある子供!」
「え?」
「私、妊娠したんだ」
「ふぇえええええええ!?」
「こういうのってできちゃった婚って言うんだよね?どうしよう…?母さん喜ぶかな?」
「さ、さぁ……」


もうなんて答えればいいかわからない……。
その後はフェイトちゃん
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