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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第49話 レッツ・たま遊び!
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「「「「おぉっ!!」」」」
部長の掛け声に普段大人しいアーシアまでも拳を振り上げて声を上げた。祐斗だけはやっぱりボォっとしてるけど他の皆はどうやら絶好調のようね。
私はそんな皆を見つつ、イッセーからもらった鉢巻を手に少しばかり皆から距離を取る。その瞬間周りからはザワザワとしたどよめきが、そして私の
正
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面
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に
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立
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つ
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オカ研部員たちが驚いたような、もしくは愕然としたような表情を浮かべたわ。そう、私はオカ研の部員のいるコートではなく対戦者側のコートに入ったのよ。そんな中イッセーが
「なんで、どうして……なんでなんだよ…………火織ぃっ!」
「……だって私オカ研部員である前に剣道部員、しかもエースだし?」
「……ですよねぇ〜」
そう! 部活対抗戦第3試合、その組み合わせはオカルト研究部対剣道部! どっちに味方するかと言われればやっぱりこっちでしょ! その方が面白そうだし!
「そもそもイッセー、あんただって剣道部、しかも今年からレギュラーでしょ。いいの? そっちにいて」
「うっ……」
見れば剣道部の面々、特に男子たちがイッセーにものすごい殺気を向けていた。さながら裏切り者を見るような目ね。
「ぶ、部長、俺あっちに行っても……」
「だ、ダメよ! 確かにあなたは剣道部に入ってるでしょうけれど、オカ研部員でもあるのよ!?」
そう言って部長はまるでイッセーは自分のものであると主張するかのように抱きしめた。その瞬間、周りの男子から更にものすごい殺気が!
「ぶ、部長! 分かりましたから離してください!」
それに冷や汗をかいたイッセーが部長の腕から逃れようともがく。でも部長も必死なのかイッセーを離そうとしない。そんな部長に何やら困惑したような朱乃さんが話しかける。
「……部長、大変ですわ」
「何よ朱乃!? もう既に大変よ! それとも何!? あなたも別の部活で出ようというの!?」
「私はもともとオカ研にしか所属していませんわ。そうではなくて……黒歌たちの姿が見えませんわ」
「え? ……まさか」
そこで皆が嫌な予感を抱えつつも周りを見回す。そしてその視線が一箇所で止まった。そこには……
「あはは、ごめんねぇ。いやほら私もお料理研の副部長だしぃ?」
料理研の皆に囲まれつつ皆に手を振る黒姉と
「オカ研には渡さないわ!」
「この娘達は私達の最後の希望よ!」
漫研の娘達にギュッと抱きしめられている龍巳、白音がいた。
「そ、そんな……」
イッセーのおかげで持ち直していた部長がまたしても取り乱し始める。
「いやいやちょっと待てよ!? マジで皆別々の部活で参加すんのか!?」
「大丈
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