第8話
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「今日はイッセーとレイナーレと双葉の使い魔を手に入れにいくわ」
「「「使い魔ですか?」」」
今日も契約を取りに行こうと準備をしていると部長がそう言い始めた。
「部長、私はイッセーの使い魔なんですが。しかも使い魔が使い魔を得ても大丈夫なんですか?」
「双葉はかなり例外に当るから上にも確認をとった上で許可が降りてきているわ。使い魔を複数従えるのも問題では無いしね」
「分かりました。それで、使い魔は普通何処で手に入れる物なのですか?」
「それは」
ドアがノックされる。気配が近づいているのは分かっていたが、こんな時間に誰がやってきたのだろう?
部長が返事をすると扉が開かれて
「おや、生徒会の皆様ですか」
生徒会長である支取先輩を先頭に生徒会に所属している生徒全員が部室に入ってきました。
「お揃いの様でどうしたの?」
リアス部長がそう尋ねると
「お互いに下僕が増えた事だし、あらためてご挨拶をと」
ああ、そういうことですか。今までは偶然だと思っていましたが生徒会は悪魔の方々が所属する場だったのですか。
「そちらの天野さん、いえ、レイナーレさん以外は知っていると思いますけど、改めましてソーナ・シトリーです。こちらは先日兵士になったばかりの匙元士郎」
ふむ、改めて魔力などを感じ取るとシトリー先輩はかなり力を持っていますね。リアス部長程ではないようですが、上級悪魔とは皆がこの様な強さなのでしょうかね?
「兵士の兵藤一誠に僧侶のレイナーレ、それからイッセーの仮の使い魔をやって貰っている神代双葉よ」
「どうも」
軽く頭を下げておきます。先輩間での力関係が分からない以上はあまり事を荒立てる訳にはいきませんから。イッセーとレイナーレも遅れて軽く頭を下げます。
「仮の使い魔?どうみても人間に見えますけど」
「ええ、私は人間ですよ」
「しかも転生したばっかの奴の使い魔って、はぁ、それも変態三人組みの一人のだなんて」
「匙、おやめなさい。そこに居る彼はこの場に居る者の中では2番目に強いのよ」
「ええ!?この変態がですか。もちろん1番強いのは会長ですよね」
「……リアスが言うには使い魔をやっている彼よ。もしかしたら四代魔王様以上の強さを持っているかもしれないそうよ」
その言葉に生徒会メンバーの視線が集る。
「その四代魔王様がどのような方々か分からないので何とも言えませんが、少なくともシトリー先輩達に負ける気はしませんね」
「てめぇ!!」
事実を言っただけで逆上する匙を見ながら溜息をつく。
「イッセー、思い知らせてあげなさい」
「オレかよ。まあいいけどさ」
その言葉と同時に赤龍帝の篭手が出現して倍
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