第8話
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される。
「いっ、一体何が起こったの!?」
「双葉の奴が全力で技を放ってるんですよ。というかここまで爆風が来るとか、やべえ!!どんどん戦場がこっちにズレてきてる。部長、今すぐ逃げましょう。ってまずい、廬山昇龍覇!!」
こちらに飛んで来た双葉の流れ弾に対して廬山昇龍覇を放つ。一瞬だけ拮抗し、すぐに破られる。
「だあ、もう、ドライグ!!」
『分かっている。構えろ、相棒』
赤龍帝の篭手の倍化が何時もより早く溜る。土壇場でも何とかなるもんだな。
「ペガサス彗星拳!!」
『Transfer』
悪魔に転生してから双葉に教えてもらったペガサスの技の一つ、ペガサス彗星拳に倍化の力を乗せて放つ。今度は何とか吹き飛ばせたが、さっきの流れ弾は連撃系の技の一発だったんだろうな。
「部長、これ以上は無理ですから。早く逃げましょう!!」
「分かったわ。皆集って、ザトゥージさんは?」
「俺の事は気にするな。これ位のピンチはよくある事だからな」
意外と逞しいんだな、ザトゥージさん。
部長の周囲に全員が集ると同時に転移で部室に撤退する。その日、双葉は戻って来なかった。翌日には何も無かった様な顔で教室に居たが。戦いの詳細は教えてくれなかったが、殆ど怪我らしい怪我をしていない以上、余裕だったのだろう。使い魔はゲットしていなかったけど。結局、三人とも使い魔をゲットする事が出来ず、それどころか森の大半が消し飛んでしまったために当分は使い魔の森は立ち入り禁止になったそうだ。
……やりすぎだろ、双葉。
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