第8話
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「何かおすすめは居ますか?」
双葉がザトゥージさんに質問する。そうだよな、この人はその道のプロなんだからおすすめがいればそれを選ぶのも
「俺がオススメするのはこいつ、竜王の一角『天魔の業龍』ティアマット!!伝説のドラゴンだぜ!!竜王唯一のメスでもある。他の竜王が神器にされている中でこいつだけが逃れている。そして、いまだかつてこいつをゲット出来た悪魔は居ない。なぜって魔王並に強いって話だからな!!HAHAHA」
カタログらしきものを開いて見せてきたのは、何処からどう見てもRPGのラスボスっぽい姿をしているドラゴンだった。
「イッセーにはまだ無理そうだな。そいつは私がゲットしよう。イッセーにはもう二周り位弱いのを紹介して貰えますか」
うおぃ!?双葉の奴挑戦する気なのかよ。というかアレより二周り程弱いってどれだけの強さなのか分からないんだけど。そこら辺の所を詳しく教えてくれないか、ドライグ。
『そうだな。今の相棒ならギリギリ勝てるかどうかだろう。無理だと悟った時点で逃げに徹すれば命を落とす事も無い』
「う〜ん、今の時期だとちょっと難しいな。繁殖期で近づく奴を襲う奴ばっかだな」
『のだが、時期が悪いな』
ですよね〜。さすがに繁殖期の奴と戦えとは言わないよな。愛と平和の為に戦う聖闘士が愛し合う行為を邪魔するなんて事はしないよな。
「ならイッセーは次の機会にするしかないな。イッセーはレイナーレの使い魔を捜すのを手伝ってやれ。ザトゥージさん、使い魔契約の方法だけ教えてもらえますか。ちょっと周囲の事を考えずに全力でやりあいたいので着いてきてもらいたくないんです」
双葉の本気か。つまりは黄金聖衣を出したときの小宇宙を攻撃技に転換するんだよな。出来れば何処か遠い場所か異次元空間で戦ってくれないかな。双葉が技を出すたびに怯えずに済みたいから。こんな時だけは小宇宙を正確に感じられない部長達が羨ましくなる。
「では、私はティアマットと戦ってきます。もしもの時は私を置いて避難して下さい」
そう言うと双葉は黄金聖衣を纏って森の中に消えていった。最初から全力でやる気だ。
「それじゃあ、そっちの彼女。どんなのが良い?」
「そうねえ、今の時期しかゲットするのが難しいのとか居るかしら」
「そういうのは今の時期は居ないな。慢性的にゲットするのが難しいのなら居るぞ。蒼雷龍の子供だ。成熟すると手がつけられないが子供の内に手懐ければ、かなり強力な部類に入る」
「へぇ〜、いいわね。それじゃあ、捜して」
あっ、双葉の小宇宙が一気に燃え上がって、ちょっ、範囲が広過ぎ。
「イッセーはd「全員伏せろ!!」きゃっ!!」
レイナーレを押し倒すと同時に爆風がオレ達を襲う。部長を含めた皆が爆風で若干飛ば
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