第四章 空白期編
第八十五話 『聖王教会』
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ャッハと呼ぶことになった。
それでその後は親交を深めるために色々と全員で話をし合って、
「あ、そうそう。シホ、あなたとアルトリアさんのユニゾンですが私でも申請許可はできますのでしたい時に連絡をとってくださいね?」
「わかったわ。カリム」
「僕と付き合いたい時は気兼ねなく言ってくれよ?」
「…ロッサ。それは多分ないから」
「そうやね」
それでロッサは落ち込み、シャッハがロッサを叱っていた。
◆◇―――――――――◇◆
それから家に帰ると、
「あ、シホちゃんにみんなおかえり!」
「ただいま帰りました。なのは」
「うん! それよりお話はちゃんと出来たの?」
「ええ。有意義な時間を過ごさせてもらったわ」
特に支障のない程度に話をしていく。
と、なのはがふとオリヴィエ陛下にある事を聞く。
「そういえばオリヴィエさん」
「なんですか、なのは?」
「うん。ちょっと聞きたいことがあったの」
「言ってみてください」
「あのね…オリヴィエさんの宝具なんだけど…みんなのは分かってるんだけどオリヴィエさんの宝具だけ分からないの…それで気になっちゃって」
「そうですか。しかし、私の宝具ですか…」
それに関しては私は心当たりがある。
オリヴィエ陛下はクラスはファイターだけど本当はライダーとしても適性はあるんだよね。
「私の宝具は二つあります。一つはこの体を守る『聖王騎士甲冑の鎧』というものです」
「へー…それじゃもう一つは?」
「それは、今は教えられません」
「なんで…?」
「発動したが最後、私はなのはとお別れをしなくてはなりませんから…」
「えっ…」
それを聞いてなのははいきなりの事だったので目を見開く。
「それを発動したが最後、私はその宝具から降りられなくなってしまうのです。
そしてさらにその宝具は燃費が悪く聖杯のバックアップもない今はなのはの魔力だけでは発動もできないシロモノです」
「そうなんだ…」
「だから…」
「うん。それならもう宝具に関しては聞きません。だから、いなくならないでね?」
「ええ、なのは…」
そしてその後、ひっそりと私はオリヴィエ陛下に宝具の事を聞いてみた。
「オリヴィエ陛下。あなたの宝具はやはり…」
「はい、シホ。あなたの思っている通り『聖王のゆりかご』です」
「やっぱりですか…。あれは確かにもう発動はできませんね。最悪一つの世界を滅ぼしかねない…」
「はい。だからシホもこの件に関しては誰にも話さないでくださいね…?」
「わかりました」
だけど、今後この件が悲劇を生むとは誰が予想しただろうか?
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