第6話
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!!! 大事だから二回言ったよ!!! テストに出るレベルだね!!。 当然、全部大盛りで!! ん? 焼きそばも捨てがたいね。 それも追加しよう!! 豚汁は標準装備なのかな? 変更必要? じゃ、豚汁だね。 あ、カツ丼は特盛とかあるんだって!! じゃぁ特盛で!!!」
「え……!?」
食いすぎじゃね……?
「やっぱり時間がかかるみたいだな」
「そりゃそうだろう。 どんだけ食うんだあいつは?」
箒と一緒に先に席を取り、ついでに朝食も取る。 ぷ、傑作だな。
「今、変なことを考えなかったか?」
「い、いや……、考えてないけど」
「そうか」
まさか箒も人の心を読める人種なのか!? 気をつけておこう。
そんなことより、俺も朝はしっかり取る方だが、風音のは取りすぎじゃないか? もしかして、栄養は全て女性のシンボルに向かっているのだろうか? ならあの大きさは納得だな。
「やっぱり今、変なことを考えただろう?」
箒から圧力がかかる。 やっぱり思考を読んでくる人種だったみたいだ。 新人類か!?
「イエ、カンガエテオリマセン」
「そうか、だが、私の人種はお前と同じだ。 別に新人類ではないぞ」
やっぱり読んでんじゃねえか!!!
「お前の顔に書いてあるだけだ、だかr「私たちも一緒に食べていい!?」……む?」
箒から指摘を受けている最中、三人組の女子が声をかけてきた。 あ、なんか見覚えある。 多分同じクラスの子だと思う。
「あぁ、いいぞ」
「む!」
「ん? ダメだったか、箒?」
「……ふん、別に構わん」
「だってさ、別にいいぞ。 あ、座るならそこ、スペースを空けといてくれ」
なんか微妙に機嫌が悪くなってないか? 箒のやつ。 微妙に蕎麦をすするスピードが早くなってるし……。
「うん、ありがと。 スペースってこんなかんじ?」
「おう、それでいいわ。 じゃ食おうぜ」
そう言って食事を再開する。
「うわぁ、やっぱり男の子だねぇ、いっぱい食べるんだぁ」
「うん? いや、俺なんてまだまだだと思うぞ? それよりお前らだってそんなんで足りるのか?」
「あははぁ、いや、私達ダイエット中で……」
「そうそう、おりむ〜は男の子だからわかんないかもしれないけど、女の子は結構大変なんだよぉ」
いや、朝食を少なくするのって、かえってダイエットに良くないって聞いたことがあるんだけど……。 というよりもおりむ〜って?
なんでもないやりとりが続く。 箒もクラスの女子と少しづつだが話しているようだ。 というより、のほほんさんの力が偉大だな。 箒がいつの間にか絡め取られていた。 風音と同レベルの友達製造機かもしれない。
「お待たせ〜」
「
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