第一章
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よね」
伯爵は若いがそんなことをしたらどうなるかよくわかっていた。
「問題外だよ」
「その通りです」
「異民族は気になるけれど今はどうしているかな」
「とりあえずは大人しい様です」
「なら領地の境の警戒はそのままにして」
そのうえでだというのだ。
「今は内政に専念しよう」
「そうして収益を挙げられますか」
「まず畑を開墾して」
最初はそこからだった。
「それにね」
「そのうえで、ですね」
「堤防に水車も充実させて災害に備えて農民の仕事を楽にさせよう」
「それが結果として収穫量をあげるからですね」
「そう。今は予算がないから」
とにかくそれはない、だからこそとりあえずは内政を充実させて収入を上げる方針でいくことにしたのだ。
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