第一章
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「やっぱり打てないな」
「魔球ですわ、ほんま」
稲尾も杉浦も金田もそうだというのだ。
「洒落になりませんわ」
「全くな、洒落になってねえぜ」
大沢はぼやく顔で野村に話す。そうした話をしてだった。
野村に監督である鶴岡一人がこう声をかけてきた。
「おいノム、バッターボックスに入れ」
「スギの相手ですか」
「ああ、スギの相手をしてやれ」
キャッチャーではなくバッターとしてそうしろというのだ。
「ええな、それで」
「わかりました。そやったら」
野村も鶴岡の言葉に頷き大沢と一旦別れてからバッターボックスに入った、まずはその沈む感じのシュートが来た。
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