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変わっていく影
第七章
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「急いでたらね」
「助かったわ」
 今度は安堵している顔で言う。
「いや、本当にね」
「そうね。けれどあの道って」
「そうね、不吉な道じゃなくて」
「未来を見せてその対策を与えてくれる、そんな道ね」
「そうなのね」
 二人で話すのだった、それから二人はその道を怖がらなくなった。
 やがてこの土手の道のことは二人以外にも知られる様になった、そうしてだった。
 多くの者がこの土手を歩きそのうえで救われた。影の動き、このことからわかることは非常に大きなことであった。


変わってゆく影   完


                  2013・1・24
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