第五章
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も無様な屍を晒している平田の様にだ。平田はとにかく生徒達から忌み嫌われていた、二人も嫌いだったので死んでもどうともなかった。
だが死んでいたらと思うとだった、平田の様に。
「洒落になってなかったわよ」
「ええ、本当に」
「だからね」
「またこんなことにならない様に」
「あの土手歩くの止めよう」
「その方がいいわね」
陽子も悠衣子の言葉に頷いた、そうしてだった。
二人は土手の道を歩くことを止めた、土手の方に行くことすらだ。
そうして他の道を歩いていた、その間は何もなかった。
だがだった、今度は。
悠衣子は突き指をして陽子はまた店の風呂場で転んで今度は右足を捻挫した、そして二人で話したのである。
「ねえ、土手行かなくても」
「そうよね」
クラスで席に座って向かい合って話した。
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