第一章
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だ。
「君はそのいない人間になりだ」
「日本に入り働く」
「野党の幹部でもこのことを知っているのは僅かだ」
「ましてや与党はですね」
「その与党にパイプを築いてくれ」
教官は強い声で中尉に述べる。
「情報収集に篭絡、ひいては」
「与党のバックにいるアメリカ帝国主義の情報も手に入れてみせます」
「頼んだぞ」
「お任せ下さい」
中尉は一礼して応えた。その礼は日本のお辞儀だった。そうして完全に日本人になりきったうえで日本に潜入した。
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