第三章
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噂を止める様なことは一切主張していない、当然家三光にも勧めてはいない。
その彼だからこそこうも言ったのである。
「灯りのない世なぞ生きていけぬわ。後の世もな」
「後もですか」
「後の世も」
「さて、わしのことは後の世にも残るかのう」
天海はこのことも楽しみにしている感じだった。言葉にはうきうきとしたものすらある。
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