リュカ一座 ACT4
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皆さんを運びますよ」
イヌ:ウルフ「え、プサンさんてそんな事出来るの?」
サル:カンダタ「冴えないヒゲメガネじゃないのか?」
二人が驚いていると、桃太郎の身体が眩く光り、そこには黄金の竜が姿を現しました。
桃太郎:プサン「あまり私を侮らないでほしい……私はマスタードラゴンなんですよ」
サル:カンダタ「でもよぉ……演劇なんだから、場面変更だけで鬼ヶ島に着いても良くね?」
イヌ:ウルフ「カ、カンダタさん…それを言っちゃダメッスよ!」
つーわけで場面変更!
お出でませ鬼ヶ島って感じ!
サル:カンダタ「うわ……何だかヒゲメガネのオッサンが『俺は凄いんだぞ!』って感をアピールしただけで終わった……」
イヌ:ウルフ「プサンさんかっこわるーい(笑)」
桃太郎:プサン「しょ、しょうがないでしょ……話を進めなきゃって思いがあるんですから!」
すると、先行隊として来ていたラーミアが、誰かをひっ捕まえて戻ってきた。
キジ:ラーミア「おいカンダタ! リュカが何処にも居ないぞ!」
サル:カンダタ「そ、そうか……居ないか。それよりその爺さんは何だ?」
ラーミアが連れてきた爺さん……
彼女に突かれたらしく、体中から血を流している。
イヌ:ウルフ「あの…老人。此処は鬼ヶ島ですよね?」
鬼ヶ島代表:親分ゴースト「し、知らんわい! 割の良いバイトがあると言われて、紫のターバン男に連れられて此処に来ただけじゃ! 全然割の良いバイトじゃないわい!」
イヌ:ウルフ「紫の……リュ、リュカさんですかね?」
桃太郎:プサン「そうですね……リュリュさんでしたら、そんな事はしないと思いますし……」
サル:カンダタ「あの…老人。その人は何か言ってなかったですか?」
鬼ヶ島代表:親分ゴースト「何も……でも、この手紙を渡された」
そう言うと鬼ヶ島代表は懐から一通の手紙を出し、桃太郎達に差し出した。
その手紙には……『飽きたから帰る。鬼の代わりを置いておくから、勝手に討伐して満足感を得てくれ! byリュー君?』
桃太郎:プサン「………」
イヌ:ウルフ「これは……鬼ヶ島討伐ってことで良いんじゃないですか?」
桃太郎:プサン「そ、そうですね……疲れましたし、終わりにしましょう」
こうして桃太郎一行は、激闘を終わらせて悪さをする鬼達を退治したとかしないとか……
多分、めでたしめでたしです。
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