暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第71話 =実現する希望=
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か光ってるから………」

「何なに、俺も見せて」

「ならわたしもー」

全員がなんだなんだと興味を持ってしまい小さい氷にリーファを中心に残りの3人が寄ってくるなのでその中心のシルフは

「ウグッ……く、苦しいんだけど……」

と、小さな悲鳴を上げていたが…。しばらくすると氷の中に映像が映し出され次第にピントが合っていく。

「うばっ!?」

「ハァッ!?」

ピントが合った瞬間、リーファとサウスは乙女らしからぬ声を上げて目をいつもの4倍近くまで目を見開いていた。

「…どうしたの?」

「何が見えたんだ?」

それに対し、俺たち男子組みはこの二人の驚いている理由がわからなかった。キリトもだろうが俺が見えたのは金色の剣が逆さに刺さっていた…というものだけだ。だが、それに対しキチンと解説してくれる。

「せ……《聖剣エクスキャリバー》だよ…!前にALO公式サイトで写真だけ見たんだけど……」

「噂によると将軍の《魔剣グラム》、そしてリクヤ君の《聖剣キャリバーン》を唯一超えるたった1つの最強の剣……」

「さ、最強…?」

思わずそのフレーズにつばを飲み込むキリト。さらに氷の奥を見てみるとどうやらその聖剣に繋がる階段は巨大氷柱の内部のダンジョンと直結しているらしくあれを突破すればあの剣が手に入れれるらしい。
その瞬間、トンキーの鳴き声の甲高い音が響き渡り思わず周りを見渡すと2種類のものが…。1つは氷柱から突き出しているバルコニー、そしてもう1つは上の根っこの元にあるアルヴヘイムの脱出経路である階段。

「「「今からエクスキャリバー取りに行こう(ぜ)(ましょ)!!」」」

「え、ちょっと待って!?ストップ、ストップ!!」

片手剣使いの3人が声をそろえて立ち上がるのでそれを服を引っ張ってまでも抑える。見た目軽そうなあの剣はキャリバーンを今もっているせいか俺は興味が無いけど、止めなかったらためらいなしにこいつ等バルコニーに跳びそうだ。

「何で止めるんだよ!お前はほしくないのか!?」

「だってあれ軽そうだし……じゃなくて、サウスも言っただろ!!今の目的!!」

「「「………あ」」」

キリトに反発しながら再確認させると声をそろえて固まり全員で唸っていた。トンキーを助けるために一度目的を捨てたけど今度目的を捨てることは完璧に欲だけ、もし行ってしまうならばなんかトンキーに申し訳ない。だがここでキャリバーを一旦諦めさせるいい言葉を俺は思いついてしまった。

「…ま、また来ようぜ。今度は皆を…レコンとか仲間をいっぱい連れてきて……さ」

その声と同時にエクスキャリバーの横を通過し俺の身体すらもビクリとしてしまった。あまりにも綺麗過ぎてそれに伴った能力が肌で感じられたから…他に
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