第四話 帝国軍
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く俺の後ろにいたMPの人も驚いた。
「貴様、BETAをしらないのか!?」
まともや知らない単語が出てきた。どうやらあの巨大生物は[BETA]と言うらしい。どういう意味かは知らないが次の質問をしてみた。
「BETAとは一体なんですか?それと戦術機というのも?」
その問いに巌谷少佐だけでなくMPの人も漠然としていた。 そのときだった。 部屋にある電話が鳴った。 巌谷少佐は失礼と言い席を立つと受話器を取った。
「私だ・・・・それで・・・・・そうか、わかった。あとはわたしが引き継ぐ」
そう言い電話を切ると、席に座りこう言ってきた。
「篠崎君、実は君の機体の調査結果なんだが、整備班から連絡があってな、解析不能という結果がでたんだ。あの機体は一体なんなんだ?」
その問いに俺はこう言った。
「宜しければ実際に見てみますか?そうすればあの機体のことも解るはずです。」
そういうと巌谷少佐は決心したのか俺を連れてガンダムエピオンのある場所へ戻った。
「少佐、此方へどうぞ」
「わかった」
俺はガンダムエピオンの前まで行き、最初の乗った要領で巌谷少佐を乗せコクピットの中へ案内した。 機体のコンソールを操作し電源を入れるとモニターが映った。 その様子に巌谷少佐が驚いていた。
「シートにお座りください。そのほうがよく解ります」
巌谷少佐をシートに座らせ、『イクス』の事を紹介することにした。
「イクス挨拶をしろ」
『初めまして。私は、当機体OZ-13MS ガンダムエピオンの独立支援AIのイクスといいます』
その光景に巌谷少佐は唖然としていた。そりゃそうだろ。目の前の機械がしゃべったりしたからな。
「篠崎君・・・・君は一体・・・・・」
「教えますよ自分の事も、その代わり教えて下さい、この世界の事も」
10分後、俺と巌谷少佐は作戦本部へ戻り、俺は自分自身に起こった事を話した。 巌谷少佐もこの世界の状況、歴史を教えてくれた。
「つまり、地球は今BETAという異星起源種の侵略をうけているんですね」
「そうだ。もう30年近く奴等と戦っていることになる」
驚いた。今が1994年で地球はBETAという異星起源種の侵略をうけている事に俺は衝撃を覚えた。 そんな中、巌谷少佐が問いただしてきた。
「篠崎君、これから君はどうするんだい?君とあの機体・・・ガンダムだったかその力でどうしていくんだい?」
「正直まだ先の事は決めてません。ただ解っているのはBETAという異星起源種と戦う事とこの世界で生きる事ぐらいしか。 ですが、戦う力があるのに何もしないでいるより、自分の力で誰かを守れるならば、自分は戦います」
これは巌谷少佐からこの世界の事
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