第四話 帝国軍
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俺は前方の人型兵器に乗る巌谷少佐と名乗る人の指示に従い、その後ろを追うように機体を操縦していた。 しばらくすると、仮設された施設が見えてきた。 施設の周囲には巌谷少佐の乗る機体と同型機と思われる機体が何機か確認された。 俺は周囲を見回していると通信が入ってきた。
「指定する位置に着陸したのち本部まで来るように」
指示道理に着陸した俺は、機体を停止させる。 そして、コンソールパネルを操作し『イクス』に外へ行くことを伝えた。
「今からあの人達と話をしてくる。お前は此処で指示があるまで待機だ」
『了解しました。お気をつけ下さい』
コクピットを開くと、下には人が集まってきていた。 おそらく先程の戦いで突如現れた機体を見ようと集まったのだろう。
「(確かにあれだけやれば目立つよな・・・・・)」
内心そう思いながら俺はコクピットから出て、ワイヤーラダーを使い地面に降りた。降りた瞬間、腕に[MP]と書かれた腕章を付けた兵士達が近づいてきて此方に銃を向けてきた。
「(当然といえば当然か・・・・不明機のパイロットに警戒しないほうがおかしいしな・・・・)」
そんな中、周囲の人が道を開けるように一人の男性がやってきた。 年齢は40前辺りで顔に大きな傷痕のある人が近寄ってきた。
「君があの機体の衛士か?」
そう質問してきた。[衛士]という単語が気になったが俺は会話に合わせ、はいと返事をした。
「作戦本部まで案内する、着いて来い」
そう言い放つと背中を向け前を歩いていった。 俺はその後ろをついて行くように後を追った。 もちろん俺の後ろには[MP]が二名、銃を構えたまま着いてきた。
[作戦本部]と書かれた部屋に入り椅子に座らされた。 目の前には俺をこの部屋まで案内してきた男性が真向かいに座り話しかけてきた。
「さて、聞きたいことが山ほどあるのだが何処から聞こうか?」
「そうですね、まずは名前からで。自分の名前は篠崎竜也です。見ての通りの若造です」
「そうだな、私は帝国陸軍、巌谷榮二少佐だ。先ずは我が軍の部隊を壊滅の危機から救ってくれた事を部隊を代表して礼を言う」
そう言うと頭を下げてた。
「いえ、自分もこの世界の情報を得るにはああするのが良かったための事です」
俺はそう返事をしたら巌谷少佐が顔を上げて質問してきた。
「君は何者だ?あの戦術機はなんだ?」
[戦術機]という単語が気になり機体名と呼称を言った。
「あの機体はガンダムエピオンと言う名前でMSといわれる機体です」
そういうと巌谷少佐が顔を若干驚いた表情をした。 今度はこっちが質問をしてみた。
「自分と貴方達が戦っていた巨大生物はなんですか?」
そう言うと巌谷少佐だけでな
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