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機動戦士ガンダムSEED fulmetalarms
C.E.71編
PHESE−08
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アークエンジェルの艦尾でスナイパーライフルを構える。スコープに映ったのはデュエル・バスター・ブリッツの三機。イージスは前か。
「さあ来い、狩りの始まりだ。」
出撃してから気が付いたのだが火器管制が治っていた。しかし火器管制を使えば敵機にロックオンアラームが鳴るはずだ。スナイパーとしては戦闘開始早々に見つかるわけにはいかないので目視で狙撃する。それもこれもイェーガーの照準装置が優秀なおかげだ。
「まずは…、ブリッツ!」
ミラージュコロイドを使われる前に落とす。
照準をブリッツに合わせトリガーに指を添え深呼吸。次第に思考がクリアになりまるで自分がライフルを構えているような感覚に陥る。
「……!」
トリガーを引く。狙いは右腕。
放たれたビームは狙い違わず右腕に当たるが、当たったところがシールドであったためダメージにはならなかった。しかし体勢を崩すことはできた。
「くそっ。」
先の一発でこちらの位置が露呈しバスターの火砲が降りかかる。
「そんな動きでは!」
愚直にこちらに向かってくるバスター・ブリッツにビームを撃つ。そしてそこにバリアントが通り過ぎる。
位置がばれた以上ロックオンによる位置ばれを気にする必要がないから火器管制を起動する。これでイーゲルシュテルン・ビームサーベルが使用可能になる。
そういえばデュエルどこ行った?
「デュエルは?ちっ、ブリッツめ!」
ブリッツが抜刀して突撃してくる。さすがに近接戦でスナイパーライフルは使えないのでランドセルにマウントし側腰部に設置されているビームサーベルを抜く。
「くっ、アークエンジェルが…。」
『あなたの相手は僕です!』
「んなろっ!」
腕から延びるようなビームと柄から延びるビームが交差し相反し合い強力な光が発生する。
しかしブリッツは特殊任務用の機体。馬力はそれほどない。ならば馬力の強いイェーガーの敵ではない。
相手のビームサーベルを無理矢理弾く。すると右腕にしか武装がないブリッツ(正確には左腕にも武装ある。)はフェイズシフトに対抗できる武装がなくなったも同然。そこに返す刃を突く。
が…、
「ちっ、バスターめ。」
妙なところで連携しているGに面倒臭さを感じブリッツに最接近。イーゲルシュテルンすらないブリッツの懐に潜り込み、CQCの要領で腰をつかみブリッツを盾にバスターに突撃する。
バスターも俺とブリッツが近接しすぎて援護ができない。
しかしどういう訳かヘルダートがこっちにくるではないか。しかも後ろから。
「なにぃ!?」
機体をブリッツから放し急上昇、そこを待ってましたかのようにバスターが狙撃してくる。
「ぐぅぅ…。」
微調整してビームを避け
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