第三章 聖杯大戦編
第八十四話 『外伝14 時空管理局に所属』
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ないようなのでそこはよかった。
「でもまだ緊張します」
「すぐ慣れるよ。これからちょくちょく着ることになるからね」
そう言いながらもエイミィはフェイトの首のリボンを整えていた。
「はーいっ! こっちもできましたー!」
と、マリーさんがはやてを連れてやってきた。
はやても制服姿で車椅子を押している。
「あーどもです」
「はやて」
「はやてちゃん、可愛い」
「あはは、みんなもよく似合っとるよ」
「えへへ、みんなで制服そろい踏みだね」
そう、私達は春からそれぞれの部署で働き始める。
フェイトは基本的にアースラチームと行動を共にしながら執務官になるためのお勉強。
はやてはリインフォースからもらった『蒐集行使』というすごいらしいレアスキルを持っている。
だから四人の守護騎士、リインフォース、士郎、キャスター、志貴と共にその能力が必要とされる事件に随時出動する特別捜査官。
これに関しては百戦錬磨の人達なのではやては最初の方は実力不足で置いてかれるだろうと踏んでいる。
ちなみにだけどアルクェイドだけど彼女だけは管理局には勤めず日がな散歩をして放浪をしていてたまに顔を見せるくらいだろうと、はやては言っていた。
でも頼めば手伝ってもくれるらしいので心配はないらしい。
なのはは武装隊からスタートして目指すのは最高の戦闘技術を身に付け局員達にそのスキルを教えて導く『戦技教導隊』入りだという。
そして私は一応なのはと同じく戦技教導隊入りも目指しているが、それ以外にいきなり発現した魔術の力に苦しんでいるかもしれない人を助ける任務につきたいと思っている。
これも魔術事件対策課の一つの仕事ね。
フィアも一緒に魔術を習って私に着いて来てくれるという。
「でもフェイトちゃん。アースラ勤務になれてよかったですね」
「そーだね。艦長、ほんとうはなのはちゃんやシホちゃんも欲しかったみたいなんだけどさすがにAAA級を三人以上は保持させてもらえないって」
「なるほどー」
それで私の頭の中では非常に悔しがっているリンディさんの顔が浮かぶ。
「お母さんお兄ちゃんと一緒でよかったな、フェイトちゃん」
「うん。そのうちアリシアも一生懸命勉強して局に務めるって言っているから来年辺りにはオペレーター勤務にでも入ってくると思うんだ」
「え? アリシアは魔術事件対策課に誘われているって話を聞いたわよ?」
私の言葉にフェイトは「え…?」と本当に知らなさそうな顔をしていた。
「なんでも魔術師は貴重だから是非魔術事件対策課に入ってくれと打診されているらしいのよ。私も直にそこに武装隊と兼任で出向する予定だしね」
「そうなんだー…。もしかしてすずかとアリサも…?」
「ええ。すずかはもう少し親を説得したらって話ね。ア
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