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妖刀使いの滅殺者
第17話
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ーで話すのだが、さっきも言っていた通り今日はそんな悠長にはしてられんのだと

「かくかくしかじかで…まるまるなのよ!」

「わかんねぇよ!?」

今のリズのセリフは作者が面倒で雑にまとめた訳じゃなく、実際にいきなりそう言われたのだ

「もう!察しが悪いわね!鉱石がないから取ってきてって頼んでんの!」

「リズ、そんなんじゃ通じる訳ないよ…」

さっきからサチが呆れている。まぁ無理もない

「サチぃ。それくらい感じ取ってぇ。あたしとあんたの仲でしょぉ」

半泣きですがってきた

「レイ、協力してあげよ?」

「まぁ良いけどよ…」

「ほんと!?ありがとー!お礼に武器の研ぎ代割増しといてあげる!」

「増すな!」

舌をちらっとだしてから仕事場に消えていった。その直後、何故かリズからメールが来た

『50層のダンジョン、≪フエルトリノ山≫。紅蓮石と燃焼石、おねがいね。ドロップだから』

誰からのドロップか、大事なところが抜けてるがまぁ良いか
さっそくダンジョンに向かおうとしたのだが、サチが服の袖を引っ張ってきた

「ねぇ、私も行って良い?」

今日は意外が多いな。
サチは月夜の黒猫団の一件があってからしばらくは全くフィールドに出れなかった。しかし最近になってようやく下層フィールドになら出れるようにまで回復していた。それも、俺がリハビリに付き合ったのだが…

「大丈夫か?」

「うん!レイが一緒なら大丈夫!」

「そっか、なら行くか…」

「うんッ!」

あぁ、この笑顔に俺は惚れたのかな…
そう思わせる笑顔を見せてくれた

「んじゃ、さっさと終わらして飯にしようぜ!」

「おー!!」

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