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英雄伝説 零の軌跡 壁に挑む者たち
13話
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ゃあとエリィにナンパをしようとしたレイモンドを引き連れて行ってしまった。

「散々な言われようだな」

「課長本人から詳細を聞いてからにしましょう。受付で聞けば居場所がわかるかしら」

その時、ロイドのエニグマから呼び出し音が鳴った。

「もしもし、ロイド・バニングスです」

声の主はセルゲイ課長だった。

「おー、キツネの小言と嫌味は終わったみてーだな。うんざりしたか?」

「それはもう、というかなんで知ってるんです?今どこです?警察本部にいるって言ってましたけど」

「お前らの荷物が届いたから引っ越し屋に立ち会ってたんだ。良い上司だろ?」

「荷物ってことは今、寮ですか?」

「ああ、詳しい話はそこでしよう。それにここは正確には寮じゃない。クロスベル警察、特務支援課分室ビルだ。お前たちはこの二階と三階を使うんだ」

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