24*どいつもこいつもハイテンション
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せん。
全部体育教師の受け売りです。
まぁ本心は別にあるのだが。
しかし、それを知らない彼らはそれを信じこんでしまった。
「そうか…やはりニホンという国はよほど素晴らしい国なんだな。」
いや、最近はそでもねーよ。
まぁそれはおいといて。
「それは別に、そもそもガルクさんには今回大切な事に気付かせていただきました。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。」
そう言って再び頭を下げる自分。
何せ今までの自分を変えるきっかけをくれた人だ。
もはや心の師匠と言っても過言では無い。
そして、当のガルクさんはと言うと
「え?あ、いや、よくわからないが役に立ててよかった。」
少々困惑気味である。
まぁ、理由を知らないから当然か。
そして、自分がガルクさんとの会話を終えるとゼノアが。
「ナルミ、さっきはすまなかった。ごめん。」
謝ってきた。
多分シルバちゃんがあのあとなんかゼノアに言ったんだろう。
何かわ自分もわからんが。
「いや、気にしてない。大丈夫だ。」
気にはなる、だが薮を突いてキングコブラを出したく無いので詮索はしないどく。
しかし疲れた。
普段不真面目な自分が珍しくマジでかかったんだ、身体が悲鳴どころか、そろそろ断末魔をあげそうである。
自分が首をコキコキしてると、立ち上がったガルクさんが兜をとりながらこう申し出た
「よかったらこのまま泊まっていかないか?君も疲れただろうし、なによりもう真っ暗だ。」
う〜ん。
確かにそれもありかな?
なにより疲れたし、自分を変えるって決意した直後に能力使って帰るとか本末転倒だし。
「迷惑では無いですか?」
でも一応聞いてみる。
これ、日本人の美徳。
そして自分の質問に答えようと口を開けかけたガルクさんを遮り、代わりに答える少女が一人。
「迷惑じゃ無いです!むしろ先生なら…あの……えと…泊まって…下さい。」
だんだんしたを向いて声が小さくなってくシルバちゃん。
もじもじしてる指とか真っ赤な顔とか、可愛すぎる。
そして、シルバちゃんに台詞を取られたガルクさんは苦笑しながら
「シルバもこう言ってるし、泊まっていってくれないか?」
と、言ってくれた。
それなら。
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。」
そう言って自分は再び心の師匠に頭を下げた。
するとガルクさんは複雑な表情をしながらセブルさんを呼び寄せた。
「セブル、彼を客室に案内してくれ。」
「かしこまりました。ではナルミ様、こちらへ。」
そう言って自分を案内するセブルさん。
表情はにこやかだが、だがオーラは暗黒に染まっている。
自分、寝て
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