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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
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々が何者、とは?」
「私が知る限り、貴方たちのような親戚がいるとは聞いていませんでした。それも海外出身ときた。疑うなって方が無理でしょう」
シグナムの質問にすかさず叩き返す龍二。その言葉に対しシグナムは、観念したかのようにうつむくと、小さく一言呟いた。
「……レヴァンティン、セットアップ」
『了解』
すると彼女はいきなり光を纏った。それが収まると、まるで戦闘状態とでも言おうか、甲冑のようなものを身に付け、片刃の両手剣を手にしていた。白とピンクを基調とした、丈の短いジャケットにロングスカートという出で立ちで、ところどころ金属の板のようなものがついている。
「これが我々の正体。闇の書の守護騎士、ヴォルケンリッター。改めて名乗りましょう。烈火の騎士、シグナムと、紅蓮の剣、レヴァンティン。兄上殿、隠していて申し訳ございませんでした」
彼女はそのまま頭を下げた。
「……なるほど。『はやての騎士』というわけですか……」
「驚く様子がないことに少々こちらとしても驚きなのですが」
「ええ。その説明には、まずこちらの正体も晒さねばなりませんな。来い、アスカ!」
『了解です』
彼の言葉に応じ、彼の隣に人型の光が一瞬で現れた。
「よう。久しぶりの現界はどんな気分だ?」
「なんか毎回聞いてませんか?それ」
その光が収まると、龍二と同じくらいはある身長の女性が現れた。腰まである長い黒髪をストレートに伸ばし、鋭い顔つきをした美人。
「しっかしお前、その服装はどうにかならんの?」
「主の好みを優先したらこうなりましたよ?」
「うっせぇわ!谷間隠せ谷間!」
「おや、誰かに見られることが心配ですか?この体は既に主だけのものだというのに」
「マジファッキン……」
その女性は、素肌の上から丈の短い白Yシャツを着て、暗い青のストレッチパンツを履き、白のサンダルを合わせている。問題なのはやはり、胸元の谷間だろうか。結構あからさまに晒している。
「……なるほど、あなたから見える魔力の正体は、そういうことでしたか」
「どうやら、そこから疑いが持たれていたとは。では紹介しましょう。私の長年の相方である、アスカです」
「こうして面と向かって話すのは初めてですね、シグナムさん。アスカと申します」
アスカと名乗った女性は一礼した。
「そして彼女は、『星天の書』の管制プログラム、だそうです」
「なん、だと……!?」
その一言で完全にシグナムは狼狽えた。しかしアスカは頭を上げると、そのまま続ける。
「我々の目的は、人の手によって歪められた『闇の書』のプログラムを解析し、正常な状態とすることです。『星天の書』は、そのために作られました。もちろん我が主は、八神はやての保護ももちろん目
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