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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
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入れる。
「……さて、せっかく兄ちゃんがうちに住んでくれるんやし、気合入れたご飯作らなな!」
「ほう、はやての料理か。期待してええか?」
「ええ、はやてちゃんのご飯はおいしいですから。あ、洗濯物入れてこないと」
「ほな俺は車入れるとこ探さなあかんな」
シャマルが微笑みながら返すと、竜二は車へと戻っていった。
「はやてー、誰か来たのかー?」
「あ、ヴィータ」
そこに現れたのは、赤い髪をツインテールにまとめた、気の強そうな美少女。見た目ははやてと同じくらいだろうが、どことなく不遜な雰囲気がある。白いTシャツに青い短パンとラフな服装ははやての部屋着だろうか。
「兄ちゃんが帰ってきてくれたんや。今車入れてきてるから、戻ってきたら挨拶しいや?」
「はーい……あれ、泣いてたのか?顔赤いけど」
「うん、嬉し泣きや」
「そうか……なんだかよくわかんねぇけど、嬉しいことならいいじゃねぇか」
「うん!」
少女ははやてに微笑みを返す。また竜二は、ちゃんとしたガレージのスペースがないために、物置の横に車を置いて戻ってきた。
「しっかしまぁ……誰も車乗れへんからやと思うけど、駐車スペースがないのはさすがに困りモンやなぁ……」
「あ、お疲れー」
「おーう……お、そこのちっちゃい娘は?」
ちっちゃいと言われて一瞬少しむすっとしたようにも見えたが、表情を整えて挨拶をする。
「どーも、ヴィータって言います」
「ヴィータか、よろしく。はやての兄貴の竜二や」
「よろしくです」
竜二の握手に応じたヴィータ。少しひきつった笑顔なのは、まだ彼に慣れていないからだろうか。そして、いつの間にか白銀の短髪に精悍な顔つきの青年が彼女の隣にいた。
「あ、どうも、私……」
「話は既に聞いています、竜二殿。ザフィーラと申します。今後よろしく」
黒のタンクトップに黒の短パン、黒のスニーカー姿である。突然現れたようにも見えた彼に驚きつつも、龍二は冷静に握手を交わす。
『流石異世界の神秘闇の書、ますます何でもアリか……?』
『どうやら彼は、先ほどの狼のようです』
『変身魔法か何かかね……笑えんぜ』
脳内で『彼女』と言葉を交わしているところに、出入口である門の方から声がした。
「ただいま戻りました……そちらの方は?」
「はやてちゃんのお兄さんらしいわよ」
ピンクの長い髪をポニーテールにした美人が帰宅を告げる。赤のTシャツに薄い青色のデニム、白のスニーカーと、こちらもラフな格好ながらも、それを押し上げる豊かなバストとヒップからスタイルのよさをうかがわせる。
「ああ、主の兄殿でしたか。シグナムと申します」
「あ、どうも。八神竜二と申します。これからよろしくお願いします」
「は
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