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混沌の魔術師と天空の巫女
第5章 X791年編
魔法舞踏会
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一方、コージは・・・

「たく!あの人達は俺を女と勘違いするとは!!」

俺はその事でまだ怒っていた。

ゴーン!ゴーン!

「もう12時か・・・くそっ!」

あの人たちが女と間違えた所為で!!

「んぐぅ!んぐぅっ!!」

「?」

何か声が聞えるな・・・声のした更衣室を開けてみた。

「!?大丈夫か!!」

1人の男の子供が縄で縛られていた。口も白い布で塞がれてた。

「何があった!?」

「舞踏会の前、アフロヘアーの男に捕まって!!」

「ベルベノか!!ウォーレンさん!!」

「(こっちも監視魔水晶(ラクリマ)で見た!!待ってろ!!今探す!!)」

どうやら状況がわかった様だ。

「(くそ・・・いま指輪探しで色々人がいるな・・・あっ!)」

「見つけましたか!!」

「(野郎、ウェンディといる!!)」

「何だと!!あのアフロ野郎!!!」

俺は急いで会場へ行った。

























一方、会場にて、12時になったと同時に巨大な時計の中から指輪が現れ、
アチェートの婿になりたがる男達は一そいで走って行った。その中にはエルフマンもいた。
ウェンディはダンスを誘ってきた子供と踊っていた。
また、ダンスする場所は魔水晶(ラクリマ)のついたもので、
2人だけでダンスできる様な広さしかなかった。

「(お兄ちゃん・・・まだかな・・・。)」

「(ウェンディ!そのガキがベルベノだ!!)」

「え?」

すると、その子供は突如、飛んだ。

「変身、解除ぉぉっ!!!」

子供姿がかわり、アフロヘアーの男、ベルベノとなった。

「うっははは!!!」

「うわっ!!」

驚くウェンディ。

「あっ!!きゃあああっ!!」

ウェンディは驚きのあまり、後ろに倒れ、落ちてしまった。

「ウェンディ!!」

ガシッ!!

「お、お兄ちゃん!!」

落ちそうなウェンディを俺は(エーラ)を出し、助けた。

「大丈夫か!!」

「う、うん。それより・・・」

「天竜の咆哮!!」

「!?あいつがベルベノか!!!」

ベルベノはウェンディからドレインした魔法で、
天竜の咆哮を放ち、指輪を取ろうとする男達に向かって放った。

「「「「うわぁぁっ!!」」」」

さらに指輪が天竜の咆哮によって飛び、ベルベノを手に渡ってしまった。

「へへへ。バルサミコ家の指輪は、確かに、このベルベノ様が頂いたぜ!!」

「ベルベノ・・・」

「おのれ!!指輪を返せ!!!」

「やーっと面白くなってきたぞ!」

ナツさんはベ
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