第三章 聖杯大戦編
第八十三話 『外伝13 お花見(後編)』
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てそう聞いてきた。
「そうだね。ランサーも私の家族だもんね」
「お。いいこと言ってくれるね、マスター」
「いい兄貴分ができてよかったじゃない? クロノ君」
「まぁな…」
「アリシア、アルフ、ランサーともどもよろしくお願いします! 母さん、お兄ちゃん」
「よろしくお願いします! リンディお母さん! クロノお兄ちゃん!」
それにリンディとクロノは快くフェイト達を迎え入れる。
「それから…お姉ちゃん」
「え…?」
まさか自分にも回ってくるとは思っていなかったエイミィは間抜けな声を上げる。
「あ、あはははは…なんか照れるな。ってかあたしの将来の選択肢がどんどん狭くなるからあたしのことはできれば今までどおりで…」
「そう…?」
「エイミィがお姉ちゃんでもいいのに〜」
「僕も別にクロノでいいから」
「じゃあお兄ちゃんは時々ね」
「時々、か」
「あれだね。お父さんのお墓参りと報告、改めて行ったほうがいいよね!」
「うん。さすがうちの使い魔だ。よく気が回る」
「だろう?」
「うん!」
「今日はいい日ね〜」
アルフの提案にクロノは賛同しリンディがそう締めくくる。
「それじゃいっちょ一杯やるか? リンディよ」
「いいわね。付き合うわ。ランサーさん」
それでリンディとランサーが一杯お酒を飲み始めた。
そしてそれからなのはとシグナムが色々と会話したりしている。
シホはシホでアルトリアとネロと会話をしていた。
「ははは。奏者よ。お花見とは楽しいものだな。余はまた機会があったらしたいぞ」
「そうですね、ネロ。私もこういった会は過去に騎士達との宴以来のものです。実に楽しいです」
「アルトリアはその中でもあんまり笑わなかったっぽいけどね」
「はい。シホの言う通り王として凛とした佇まいでいなければ下の者たちに示しがつきませんでしたから。
…それに私は笑ったことはあまりありませんでしたから今の方が充実しています」
「そう…。ネロも楽しそうだし、よかったわね」
「はい」
「うむ。奏者よ。これからもよろしく頼むぞ。余はいつでも力になろう」
「私もです。シホ」
「うん。ありがとう、アルトリア、ネロ」
「騎士王に赤き皇帝よ。シホをこれからも支えてやってくれ。儂は遠くで見守っているとしよう」
「任せてください、宝石翁」
「うむ!」
それでシホ達は互いに笑みを浮かべていた。
そして時間は過ぎていって、エイミィのお花見終わりの言葉によってそれぞれ片付けを始めて行った。
その中ではやてはデバイスに関してやっぱり作るのはユニゾンデバイスがいいという話になっていた。
将来出会うであろう八神家の末っ子にみなは期待の眼差しをしていた。
それから全員は各自家に戻りなのは、フェイト、はやて
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