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ヴァレンタインから一週間
第17話 西宮の休日?
[後書き]

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 さて。以前、涼宮ハルヒの憂鬱原作小説は、クトゥルフ系の幻想小説じゃないか、と言った事が有りましたが……。
 まして、SFとしてはお約束の設定が踏襲されていない部分が有るように言いましたが。

 実は、重要な部分で踏襲されている部分も存在しています。

 それは、朝比奈みくるが語った言葉。
 情報フレアが起きた時点から、其処から過去への時間移動が出来なくなったと言う部分。
 これは、歴史の変換が行われた際に起きる次元断層のような物だと考えると、非常に判り易くなるのですよねぇ。

 それで、私が思う流れは……。

 通常の過去 ⇒ 情報爆発が起こらない過去 ⇒ 情報爆発が起きなかった現在 ⇒ 未来

 この流れが、

 通常の過去 ⇒ 情報爆発(次元断層発生) ⇒ 現在 ⇒ みくる達が存在する未来

 ……の流れに乗り換えられた可能性が有ると言う事。

 つまり、朝比奈みくるに代表される未来人も、涼宮ハルヒの妄想から生み出されたキャラだと言う可能性が有ると言う事です。

 その仮説を証明するかのように、この情報爆発以外が起こした歴史変更は、すべて次元断層のような物。つまり、平行世界を発生させる事は有りませんでしたから。
 みくる(大)自らが歴史に介入しても、時間移動は可能みたいですし、終わらない八月をモノともしていませんし、消失事件の最中も、時間移動を繰り返していますから。

 つまり、通常のSF的設定が通用する『情報爆発』以前と、通用しなくなる『情報爆発』以後、と言う形が出来上がっているように思って居るのです。

 こう言う部分を私は、原作小説の伏線だと思って居るのですが……。
 考え過ぎで、単なる思い付きを積み重ね、作者が御都合主義を繰り返した結果出来上がった偶然の産物なのでしょうか?
 それでも、どう考えても、そうは思えないのですがねぇ。

 それでは、次回タイトルは『長門有希のお引越し』です。

 追記。
 これで、ゼロ魔5巻の内容は終了。『蒼き夢の果てに』第60話からは第6巻に突入です。
 意味不明の情報ですね、これは。
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