プロローグ
[1]後書き [2]次話
西暦2352年、地球に壊滅的な被害を生んだ巨大エネルギー体の衝突−大いなる災厄により、70億いた人類は30億にまで減ってしまっていた。
しかし、生き残った人達は諦めなかった。
リーダーとなる数人が集まり、１つのチームを結成したのだ。
それが現在世界の総資産の内の3分の1を保有する巨大企業、GEOカンパニーの始まりである。
時は流れ、新生暦147年。
災厄から150年経ったこの年、GEOカンパニーを主体とした急速な復興活動により、世界の状態はかなり安定していた。
しかしもう一つの問題が生じた。急速な復興に物資が追い付かなかったのだ。
今や世界は食糧危機に陥っていた。
そんな時、GEOカンパニー社長のゲルニティスはある１つのプロジェクトを発表した。
「ＷＡＲＳ」、それはその名の通り戦争の幕開けだった。
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