無印編!
ここ、テストに出ます。
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そして翠屋の帰り道、なのはに言ったとおりに俺は全力ランニングをしていた。
「はっ、はっ・・・あっ、ヤミ?」
<そうかしましたか、ヒリュー?>
俺は丁度一時間くらい経ったので歩きながらヤミと話をする。
「ふぅー・・・さっき、なんお二十と話している最中に魔力反応があったか?」
<魔力反応ですか?いえ、私は気づきませんでしたけ・・・あ、ヒリュー>
「ん?やっぱあったのか?」
<いえ、まあそうなんですけど、少し先にある茂みに魔力反応を感知しました>
近っ!
なぜ今まで気付かなかった!?
<たぶんジュエルシードだと>
うっわー、いきなり発見だよ・・・。
とりあえず封印しないとだな」
えっと、近くの茂みだよな?
<ヒリュー、その前にあるやつです>
ヤミが言う目の前の茂み。
それはちょうど蜘蛛の巣が張りまくってあるところだった。
「最悪だなッ!」
うぅ、でも封印しないと・・・うわ、服や腕に張り付いてくるぅ・・・。
「ジュエルシード、確保・・・」
くそ、次にユーノに会った時は締めちゃる・・・!
「はあ、ヤミ、封い__」
「そこの人」
俺が封印ヨロシク、と言おうとした瞬間、どこからか声が聞こえてくた。
え、だれ?
きになって辺りを見回すと、金色の髪をしたツインテールの女の子が宙に浮いているのを発見した。
この子・・・。
<魔導師・・・>
わかってるよ。
空中で止まってる人は大体魔道士で決定だからね。ここ、テストにでます。
「おとなしくそのジュエルシードを渡してください」
「わかった、渡すからこっちに・・・」
「さもないと、力ずくで・・・!」
「え、なんで渡そうとしたのに警戒されてるの!?おかしくない!?」
俺が慌ててセットアップしようか、とか思ったその時。
ぐぅ〜〜。
誰かのお腹が鳴った気がした。
・・・はい?
「え、なに?誰?ヤミ?」
<私は違いますよ>
じゃあ、いったい・・・。
「〜〜〜っ!」
女の子だった。
「ご飯、食べる?」
「いや、でも・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・」
さて、面倒なことが起こる予感だー。
そして数分後。
「アンタ、誰だい?」
オレンジ色の髪をした女性に睨まれていた。
なにゆえこうなった・・・?
そして理解するためにも時は遡る。
少女がお腹を空かせていることが発覚したので、俺は家に連れて行ってご飯を食べさせようとおまったのでそれを少女に話してみる。
「あ、いや・・・できれば、うちに来てもらえませんか・・・?」
「え?なんで?」
「家にお腹を空かせて待ってる私の家族がいるんです」
ふむ・・・
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