システムスキャン
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に蓮の頭上から大量の水が降り注ぐ。
(前より水多いし・・・・)
そんなことを考えながら蓮は演算を開始。能力を発現し蓮の体を炎がつつみこむ。炎は大きな竜の形になり頭上の水を瞬く間に蒸発させていく。その姿はまるで蓮に火竜が乗り移ったかのようだった。
「すごいな・・・。おっともういいぞ、神谷」
「はぁ〜、終わった終わった・・・ってうわっ!!!!」
炎を消した蓮の頭上に大量の水が降り注ぐ。
「ゲホゲホ・・ゴホッ・・・殺す気ですかっっっ!?」
むせながら担当の大悟先生に全力で抗議する蓮。すっかりずぶ濡れになってしまっている。
「だって先に水を止めると周りが大変なことになるじゃないか。」
「そうですけど・・・はぁ・・・」
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総合評価・・レベル5
測定器が機械的な声で測定結果を読み上げるなか、学園都市7人のレベル5の第6位。最強の発火能力者<パイロキネシスト>。『火竜』<サラマンダー>の二つ名をもつ『炎使い』<フレイムマスター>の神谷蓮は全身びしょびしょでプールの真ん中でうなだれていた。
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