1章・ゴールデンウィーク前
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★遊戯視点
成人式から数ヶ月が経ち、春を迎えた。
僕達は大学三年を迎え、帰り道に獏良君と本田君と共にカードショップを覗いていた。
「最近のデュエルモンスターズのカード、色んな効果があるよな」
「本当だね」
本田君と獏良君も新しいカードを買って見ていた。
僕も3袋ほどカードを買い、封を切ってカードを見るかどれも持っているカードばかりだ。
「遊戯君、ポスターの方見てよ」
「ポスター?」
獏良君に言われ、ポスターを見ると『童実野町の海馬ランドがリニューアルオープン!』と書かれていた。
その続きにはこんなことも書かれていた。
『オープン記念にデュエリスト限定のデュエル大会開催!』
デュエリストが集まってのデュエル大会が行われる。
バトルシティやKCグランプリと同じ位の大きな大会。
僕は参加することにした。
獏良君も参加するって言っている。
きっと城之内君も参加するだろう。
「俺も応援に行くぜ」
「ありがとう本田君」
デュエル大会はゴールデンウィークにて行われる。
大学生のゴールデンウィークは4月下旬からだ。
今からデッキを調整しないと。
カードショップを後にした僕達はここで別れ、家路に着いた。
★城之内視点
成人式が終わってから俺はがむしゃらに国内のデュエル大会に出場しては優勝や準優勝を勝ち取っていた。
そして久しぶりに童実野町に戻ってきた。
「やっぱり故郷が落ち着くぜー」
俺は親父の見舞いに行こうと病院に向かったがその道中にブルーアイズのイラストが描かれているポスターを見つけた。
「えーとなになに・・・海馬ランドリニューアルオープン、オープン記念にデュエル大会を開催」
海馬、日本に戻ってきたのかよ!
海馬は気にくわねぇが俺はデュエル大会と付くものには全て出場すると決めているんだ。
それに場所が場所だし遊戯も参加するはず!
また遊戯と戦いたいしな。
俺は期待に胸を膨らませながら病院に向かった。
★海馬視点
1ヶ月ほど前にアメリカでの仕事がようやく終わり、日本の本社に戻ってきた俺は童実野町の海馬ランドをリニューアルすることにした。
そして昨日、リニューアルが終わった。
海馬ランドの中はほとんどデュエルに関する物に変更した。
デッキとデュエルディスクさえあれば何でも出来るゲームも開発した。
「兄様、デュエルリングの調整終わったよ」
「ご苦労モクバ」
弟のモクバは中学に入ったと同時にデュエル大会に出場するようになった。
現在では日本大会のチャンピオンになるほどの腕前を持っていた。
「モクバ、お前は今回の大会に出てみないか?お前がどれくらい強くなったのか、大会で試したいんだ」
前から俺はモクバとデュエルがしたくなった。
しかし普通のデュエルでは兄弟の情が出てしまうのと張り合
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