暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダムSEED fulmetalarms
C.E.71編
PHESE−07
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
えいえ。」

 無重力に体を任せ一路格納庫にいる愛機のもとへ行く。本当はイージスが愛機になるはずだったが。

『敵影補足、敵影補足、第一戦闘配備、軍籍にあるものは、直ちに全員持ち場に就け!軍籍にあるものは直ちに…。』
「なにぃ!?」
「まーた、出撃かい?」
「そうらしい。今度はスナイパーを持っていく。念のため腰にリニアガン付けといてくれ。」
「あいよ。」

 コックピットから飛び出しさまざまの物資が飛び交う格納庫を抜け併設されたロッカールームに入る。
 あてがわれたロッカーからメビウス時代からお世話になっている専用のパイロットスーツを取り出し袖を通す。そして隣のレストルームで待機する。なぜかってフラガ大尉に待っているといわれたんだ。

「あ、サンダース中尉。」
「ほお、似合ってるじゃないか。その恰好はやる気になったってことか?」
「……。」
「ほぉー。」
「ぁぁっ。 」
「やっとやる気になったってことか。その格好は。 」
「大尉が言ったんでしょ?今この船を守れるのは、僕と貴方だけだって。」
「戦いたい訳じゃないけど、僕はこの船は守りたい。みんな乗っているんですから。」
「俺達だってそうさ。意味もなく戦いたがる奴なんざ、そうは居ない。戦わなきゃ、守れねぇから、戦うんだ。 よし!じゃあ、作戦を説明するぞー。」

 大尉から作戦の説明を受け俺たちをそれぞれの機体に向かう。
 ストライクとちがい俺のイェーガーは装備がアークエンジェル付きのコンテナに入らない。つまりメンテナンスベットで装着を行う。
 背部には大型のコンテナを背負いその横には長大なライフルが付く。イェーガーのオプション装備の一つ、大容量バッテリーパック・専用ビームスナイパーライフルで唯一のビーム兵器。威力はアグニ砲には劣るものの射程はそれを上回る。

「キラ、お前はアークエンジェルだけ気にしてろ。守り通せば勝ちだ。」
『はい!』
「ふっ…、あんまり気負った舌かむなよ。イェーガー、出る!」
『キラ・ヤマト!ガンダム!行きます!』

 両舷のカタパルハトからトリコロールとホワイトの機体が発進し、戦域に侵入。ストライクは左舷に、俺は船尾にそれぞれ位置取り接敵を待つ。

『敵は全てGです。気をつけてください。』
「へっ、面白い。受けて立つ!」
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ