霧の森
雷の巫女
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久しぶりですね、死神さん。」
「あんた……、だれ?」
「お忘れですか?レオンです。ドラゴン討伐を依頼した。」
「ああ、あの時の。」
「その節はお世話になりました。」
「いえいえ、それより縄ほどいてくれませんか?」
彼はオレにビッグな報酬をもたらしたクエストの依頼者だった。この国の有力者の一人でもある。
「そうはいきません。あなた方に事情聴取をしなければいけません。これはあなた方がヤったんてしょ?」
ヤったって……。別に悪いことはしてませんよ?不慮の事故ですよ?ホントですよ?
「やはりあなたですか。ダンジョン保護法違反で逮捕します。」
「そんな法律ありましたっけ!?」
「つい2か月ほど前に施行されました。連れて行きなさい。」
「そんなバカな〜!」
冒険者の心得の一つ、縄抜けが使えず魔法も使えない。なすすべなくオレ達は馬車に連行されドナドナのごとく馬車に揺られて連れ去られましたとさ。めでたくないめでたくない。
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