立志の章
第4話 「そしてなんとなんと! 北郷盾二さんは……管輅ちゃんのいう天の御遣いだよ!」
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…なるほどな。文武共になかなかの器量のようだ」
趙雲が値踏みをしてくるように見る。
だから、天の御遣いなんて俺もさっき知ったんだってば……
「おいおい、星……私を捨てて盾二の下に入るとか言うなよ?」
「さてはて……私としては徳のある主に仕えたいと思うのが正直なところ。とはいえ、北郷殿の主としての魅力はまだ未知数、といったところですな」
「俺が主君? 冗談だろ……俺より桃香のほうがよっぽど徳があると思うよ」
「ふふ……ご謙遜を」
「ご主人様か……」
……? なにか桃香から変な言葉が聞こえた気がする。
「ともかく、よろしく頼むよ。白蓮、趙雲」
「ああ、私に力を貸してくれ」
「劉備殿、関羽殿、張飛殿もよろしくお頼み申す」
「あ、はい! よろしく、趙雲さん!」
「我が力、とくとご覧いただこう」
「鈴々もがんばるのだ!」
こうして俺達は、拠点を手に入れた。
いつか必ず……一刀を目覚めさせる。新たな誓いを胸に――
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