クエスト2:森のなか、クマさんに、出会った♪
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「確か、こっちだった筈」
悲鳴の方へ走って行く
「しかし.......ゲームだと簡単に移動してたけど結構距離あるな.........」
頑張って走る
「やっとついたぁ.........」
中腰になって息を整える
顔をあげると俺と同じくユクモ装備の女の子と手を広げ威嚇体制をとる青いクマさんーー通称アオアシラ
ゲームでいうと【恐怖の予兆】かな
あらあら、ハンターさん怯えちゃってるよ............
仕方ないな、ここは俺がちゃちゃっと片付けますか
そんな事を考えながら背中の武器に手をかける
「ふっふっふ........アシラ、お前なんてこの俺の愛刀【剛角剣ディアブロス】で..........ってこれもユクモ!?」
自信満々に武器を抜いた俺の手に握られているのは【ユクモノ大剣】
どうやら装備は全て初期のものに変えられてるらしい
助けて何これ恥ずかしい
さっきまでの自信満々な俺を殴り飛ばしたい
ええい!もうどうにでもなれ!!
ユクモノ大剣でアオアシラに斬りかかる
〔ゴスッ〕
とても鈍い音
そりゃそう簡単には切れませんよね.............
アオアシラがこっちに気付く
ま、まぁ目的は標的をこっちに向ける事だったし(汗
「君!こいつは俺がひきつけるからそのうちに逃げて!!」
女の子に言う
「え........は、はい!ありがとうございます!!」
と、女の子が言うや否や飛びかかってくるアシラ
「おっと」
回避で躱す
あんなの食らったら確実に死ぬ
「女の子はいなくなったか..............よし、どうするか」
どう考えてもこの装備じゃアシラと戦うには心許ない
ちょっとテンションあがって格好つけて女の子逃がしたけど、こっからどうするか考えてなかった...........
「まぁ.........なるようになれ」
大剣を構え直しアシラに向き直る
ここだとゲーム以上にヒットアンドアウェイが重要になってくる筈
一撃あてたらすぐ離脱
チャンスがあったら思いっきり叩き込む
「うん........これ.........すごい..........楽しい!!」
ゲームでは出来ない立ち回りや攻撃など、一つ一つが新鮮で楽しい
もしかしたら、死ぬかもしれないってのに楽しい
いや.........まてよ?
これって...........夢じゃないか?
だって普通に考えればおかしいよな..........
ここ明らかにモンハンの世界だし
食らっても平気なんじゃないか..............?
まぁ、夢だろうが何だろうが関係ない
とりあえず今はこの戦いを楽しむ!!
その為にも一応、攻撃は避ける
そうして何十
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ